トヨタ、2月8日から一週間、国内の生産停止
1月29日放送、「NEWS23」(TBS)では、トヨタの生産停止について。トヨタ自動車は2月8日から少なくとも1週間、国内すべての車両生産ラインを一時停止する方向で検討していると伝えた。愛知鉄鋼の知多工場で8日に鉄を溶かすために加熱炉で爆発する事故があったため、鋼鉄を使った部品の生産が滞る可能性があるからということだった。稼働を停止するのは、愛知県にあるトヨタ自動車本体の工場など、ダイハツ工業と日野自動車の工場のうち、トヨタ向けの生産ラインとなる。
トヨタは今、水素自動車に力を入れようとしている。MIRAIという水素自動車で、世界初の量産型ハイブリッドカーだ。その次のチャレンジが1992年から開発を続けてきた燃料電池自動車の一般向け販売だ。水素で作った電気で走る。
ガソリンを使わないから走行時に排出ガスを出さない。走行時に、地球温暖化の原因となるCO2を出さない。排出するのは、水素と酸素が結びついてできた水だけ。走行中に大気を汚染することがない。水素は酸素と結びつくことで発電する。化石燃料と違い、エネルギーとして使用した際に、CO2を出すことがない。
ただし、今はまだ、水素を製造する過程でCO2が排出されている。今後、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを活用して、水素を効率的に製造できるようになれば、CO2排出量は大幅に少なく出来ると言われており、将来的にCO2を一切排出せずに水素エネルギーが活用できる社会の実現に向けた取り組みがはじまっている。
水の中などに含まれているのが水素。水を電気分解することで取り出すことができる。さらには他の物質の中にまで存在している。石油や液化天然ガスだけでなく、バイオマスや下水汚泥など、さまざまな物質から取り出すことができる。電気で水を分解して水素にしておけば、それを保存してまた別の場所で再びエネルギーとして使うことができる。
自然エネルギーももっと活用できるようになる。天候に左右されて一定量の電気供給が難しい太陽光発電の場合、晴れた時に作った電気を水素に変えておけば、曇った時にその水素で電気を再び作ることもできる。水素は他のエネルギーとのコンビネーションも抜群だ。
水素の役割をフルに活かした、水素自動車の発売が待たれる。
