当サイトでも何度か紹介したところであるが、覚えやすいという理由で「1234」「password」などという安易なパスワードを使い回していたり、金がもったいないのでウィルスソフトは無料のものを使っているというユーザーが多い。
IT Mediaの報道によれば、ユーザーはセキュリティのために利便性を犠牲にすることを好まない――。米Gartnerが実施した意識調査からこのような傾向が浮かび上がった。



調査は米国でネットを利用している成人約4000人を対象に、パスワード管理と利用の実態について尋ねた。その結果、回答者の3分の2はログインが必要なすべてのWebサイトで1もしくは2種類のパスワードを使い回していた。


猛威を振るっているウィルス「コンフィッカー」は、こうしたぜい弱なパスワードが設定されたネットワークを利用して感染を拡大する。

複雑なパスワードを設定する方法は、実はそれほど難しくはない。パスワード管理ソフトを使えばよいのである。自動ログイン機能があるので、逆に楽ができるくらいだ。
全てのパスワードを統括するマスターパスワードさえ覚えておけば、各サイトのログインパスワードは思い切り複雑で桁数が多いものにしてもログインには支障がない。

パスワード管理ソフトには、複雑なパスワードを考案する機能もついているので英数字+記号による24桁の強力なパスワードを設定することができる。しかもサイト別に変えることができる。

続いてウィルス対策ソフトである。現在は無料のウィルス対策ソフトが何種類か流通しているが、AV-Testによるウィルス検出率ランキングでは、それらの製品は全く圏外になっている。

ぜい弱なパスワードと検出率の低いウィルス対策ソフトで、日々ウェブ閲覧をしていると、思わぬ被害に遭う確率が高くなる。わずかな投資と手間を惜しまないことが肝要である。

(編集部 真田裕一)

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