ディールメーカー

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◆第75回ラジオNIKKEI賞・G3(6月28日、福島競馬場・芝1800メートル)

 今週から夏の福島開催がスタートする。開幕週を飾るのは3歳のハンデ重賞のラジオNIKKEI賞・G3(28日)。実力馬が集まり、芝1800メートルで熱戦が期待できそうだ。

 小回りの開幕週となれば、どうしても先行有利。前に行ける馬は多いが、中でもディールメーカー(牡3歳、美浦・大和田成厩舎、父イスラボニータ)が面白い。昨年7月の新馬戦こそ後に重賞ウィナーとなるフィロステファニに首差惜敗だったが、その後は中山のマイル戦で連勝。どちらも2番手から力強く抜け出し、今回の条件はプラスに働きそうだ。大和田調教師も「距離は少し微妙ですが」と前置きしながら「脚質的に小回りは合う。競馬センスの良さと、福島のコース形態を生かして延長をこなしてくれれば」と力を込めた。

 重賞初挑戦となった前走のニュージーランドTは4着に敗れたが、トレーナーは「前走は緩い馬場で、馬もまだパンとしていなかった。進みが悪かったですね」と分析。合わない馬場で後のNHKマイルCを制したロデオドライブと1馬身半差なら、悲観するものではない。今回も週末は雨の可能性を含む予報だが、開幕週なら多少の降雨でも馬場は緩まない。「できれば良馬場で走らせたい。脚質から面白いと思うんですけどね」と自信をのぞかせた。(角田 晨)