サノノグレーター

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 ◆第75回ラジオNIKKEI賞・G3(6月28日、福島競馬場・芝1800メートル)

 素材の良さを示しているサノノグレーター(牡3歳、美浦・尾形和幸厩舎、父グレーターロンドン)が、春シーズンの悔しさを晴らすために夏の福島開幕週に挑む。

 今年はスプリングS5着が最高着順だが、そのレースでは直線で前が塞がる場面があり、力を最大限に発揮できたとは言えない内容。さらに前走の皐月賞当日は前残りの決着が多く、クラシック1冠目は1、2番手の決着。後方13番手から進めた同馬には厳しい展開になったが、直線ではジワジワと脚を伸ばすところを見せていた。

 これまでのレースで最もクローズアップされるべきなのは、1分58秒2の2歳コースレコードで快勝した昨年12月の葉牡丹賞だろう。初の右回りに開幕週の馬場と不向きな条件と思われていた中での勝利に横山武史騎手、尾形調教師がともに驚いていた姿が印象に残る。きれいな跳びをするだけに、きれいな馬場が最もベストパフォーマンスを出せる条件かもしれない。

 週末までの天候が不安定で当日の馬場状態はポイントになりそうだが、週始めの段階としては有力候補の1頭と考えている。(浅子 祐貴)