「お前が生きている時間は30分だ」交際女性を刃物で脅迫→自宅侵入し監禁→暗証番号変えて“占拠”した60代男 法の判断は「懲役1年10カ月」【韓国】
韓国で自分との連絡を避ける恋人を監禁・暴行し、子どもに宛てたメッセージを書くよう強要した60代の男に実刑判決が下された。
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5月29日、法曹界によると、釜山(プサン)地裁・刑事7単独は60代の男に対し、特殊強要などの疑いの事件の判決公判で懲役1年10カ月を言い渡した。

男は、知人の紹介で知り合い交際していた60代の女性が次第に自分の連絡を避けるようになったことを受けて、2023年7月に釜山広域市蓮堤区(ヨンジェグ)の自宅に呼び出し、刃物で脅迫した疑いなどが持たれている。
当時、男は「足を怪我して動けないので、家に来て助けてほしい」という趣旨の嘘をついて女性を誘い出し、犯行に及んだ。
男は自宅に来た女性に刃物を突きつけ、「お前が生きている時間は今から30分だ。子どもにメッセージを書け」と強要したことがわかっている。
また男は翌2024年5月20日、女性が自分の連絡に応じないとして、女性の自宅近くに潜伏。女性が現れると暴行を加えて室内に連れ込み、携帯電話を奪って約2時間監禁した疑いも持たれている。
さらにその翌月の6月には、女性の自宅玄関の暗証番号を何度も試して勝手に侵入し、番号を変更。その後約1カ月間にわたり、女性の自宅をあたかも自分の家のように占拠し、女性が家に入れないようにしたという。
起訴された男側は「刃物は横に置いていただけで突きつけてはいない」「女性は外出できる状態だったため監禁罪は成立しない」と容疑を一部否認していた。
これに対し裁判部は、「監禁罪は必ずしも行動の自由を完全に奪う必要はない」とし、「被害者が特定の空間から抜け出すことが極めて困難な状態であれば監禁罪が認められる」と指摘した。
さらに「刃物で被害者を脅し、遺書を作成させるなど犯行の危険性は相当に高い」とし、「暴力的な前科が多数あるうえ、執行猶予期間中の犯行であり、被害者からの許しも得られていない」と厳しく批判した。
(記事提供=時事ジャーナル)
