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 プロボクシング元日本、東洋太平洋ライト級王者で“平成のKOキング”坂本博之氏(SRSジム会長)が29日、角海老宝石ジム主催興行が行われた東京・後楽園ホールで募金活動を行った。

 坂本氏は現役時代、角海老宝石ジムに所属し4度の世界挑戦を経験。児童養護施設出身の自らの境遇から「こころの青空基金」という任意団体を設立し、施設を支援する活動を行ってきた。この日は同ジムの元WBA世界ライト級王者・小堀佑介会長、元IBF世界スーパーバンタム級王者・小国以載、WBA世界バンタム級王者の堤聖也ら新旧世界王者と同団体の募金活動を実施した。

 活動の一環として、これまで全国の児童養護施設でボクシングセッションを行い、ミットやグローブを児童にプレゼントしているという坂本会長は「これを機会にみんなに広まってくれたらうれしい。『熱を持って接すれば、熱を持って返ってくる』という言葉を伝えたい」と熱弁した。

 小堀会長は現役時代、世界ベルトを手に坂本会長と北海道の児童養護施設を訪れた経験があり、小国は施設の子どもたちを試合に招待した経験もある。「次の試合はいつになるか全然分からないが、次は招待したい」と話した堤は「坂本さんのようなKOはできないが、人の心を動かせるような選手になりたい」と新たな思いを明かしていた。