西武・武内 神宮初勝利 国学院大時代の“庭”で6回零封4勝目「プロの1勝はまた違いますね」
◇交流戦 西武8―0ヤクルト(2026年5月28日 神宮)
西武・武内夏暉投手(24)が28日のヤクルト戦に先発し、6回4安打無失点で4勝目を挙げた。国学院大時代に慣れ親しんだ神宮でプロ初登板。100球を要したが粘りの投球で6三振を奪った。単独首位に立ったチームは引き分けを挟んで4連勝。貯金を今季最多の9に伸ばした。
国学院時代に何度も経験した神宮での勝利も、プロのそれはひと味違った。学生以来3年ぶりにマウンドに立つと、当時をほうふつさせる6回4安打無失点の好投で今季4勝目。学生時代とは比べものにならない、2万9328人の観客の熱気の中での勝利に「懐かしかった。熱気も凄かったし、プロ(の1勝)はまた違いますね。うれしいです」と格別の表情を浮かべた。
大学時代に東都リーグで通算36試合に登板して14勝。“自分の庭”のごとく勝ち星を重ねた神宮で負けるわけにはいかなかった。
3―0の6回、先頭・オスナに中越え二塁打を浴びてピンチを迎えた。ただ、ここから崩れないのが今季の武内。3番・サンタナから三振を奪うと、4番・増田を一飛、5番・岩田を三邪飛に打ち取った。「まずは切り替えて、2人目をしっかり抑えていくというのを心がけた」と要所で反撃の芽を摘んでいった。
母校は今春リーグ戦で6連覇中だった青学大を止め、7季ぶりの優勝を飾った。「素晴らしいし、負けないように頑張りたい」と後輩の奮闘を刺激に、腕を振った。
中6日のローテーションなら、次戦は6月4日の阪神戦。八幡南(福岡)時代に縁のなかった甲子園のマウンドとなる。神宮に続いてプロで初の舞台へ「まずは体をしっかり整える。どこの球場であれ、しっかりと勝ちにつながる投球をしたい」と“聖地”での戦いを見据えた。(河西 崇)
