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 DeNAが新外国人候補として前ジャイアンツのヘラル・エンカーナシオン外野手(28)の獲得に向けた本格調査を進めていることが22日、分かった。ドミニカ共和国出身の1メートル93、120キロの巨漢スラッガーで、今月10日に自由契約になっていた。得点力向上を目指す上で、米球界屈指のパワーを誇るスラッガーは魅力的な存在。球団関係者によると水面下で動向を注視してきたという。

 22年6月、マーリンズでメジャーデビュー戦でグランドスラムを放った。24年はメキシカンリーグのオアハカ・ウォリアーズで26試合で打率.366、19本塁打という成績を残し、同年5月にジャイアンツでメジャー復帰を果たした。メジャー通算本塁打は10本。三振も多いが、圧倒的なパワーが売りだ。大リーグ公式データサイト「savant」によるスイング時の平均バットスピード74.7マイル(約120.2キロ)は、今季のドジャース・大谷と全く同じ。メジャー平均が72マイル(約115.8キロ)で、上位に位置付けされる。

 ここまで44試合で借金2の4位。新助っ人のヒュンメルは打率.208、3本塁打、13打点と思うような成績が残せていない。右太腿裏の肉離れで離脱中の牧は交流戦中の復帰が見込まれるが、得点力不足に悩まされる試合は多い。本塁打数は12球団ワーストの23本。打線の起爆剤になり得るエンカーナシオンは強肩も武器で、外野の一角に期待される。

 正捕手だった山本祐との交換トレードで、ソフトバンクから速球派右腕・尾形と右打ち内野手・井上朋を獲得。前ホワイトソックスの最速158キロ右腕・ビドの獲得交渉も進めており、浮上へ補強の動きを加速させている。

 ◇ヘラル・エンカーナシオン 1997年10月2日生まれ、ドミニカ共和国出身の28歳。15年にアマチュアFAでマーリンズと契約し、22年6月19日のメッツ戦でメジャーデビュー。メキシカンリーグを経て24年からジャイアンツでプレー。今年5月10日に自由契約となり退団した。3Aでは通算247試合で54本塁打。1メートル93、120キロ。右投げ右打ち。