将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、23)と斎藤明日斗六段(27)が激突する第74期王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦が5月12日、東京・将棋会館で現在対局中だ。ABEMAの中継には佐々木慎七段(46)と戸辺誠七段(39)の“ダブル・マコト”が出演。解説の合間に将棋界の「苗字」のテーマに話題が発展すると、ファン必見の“新棋戦”のアイデアが飛び出した!?佐々木七段が提案した「苗字対抗戦」構想に、視聴者からも期待の声が殺到する事態となった。

【映像】藤井六冠VS斎藤六段 注目の1回戦

 放送中、話題は将棋界における「同姓」の多さに。かつてプロ棋士で「佐々木」と言えば佐々木慎七段ただ一人だった時代もあったが、現在は佐々木勇気八段、佐々木大地七段、さらに女流棋士の佐々木海法女流初段と“佐々木勢”が拡大。そのため、今ではすっかり下の名前で呼ばれるのがデフォルトになったという。

 これを受けて佐々木七段は「サトウさんの気持ちが分かりました」とポツリ。現在、現役のプロ棋士で佐藤姓は、佐藤康光九段、佐藤天彦九段、佐藤秀司八段、佐藤紳哉七段、佐藤和俊七段、佐藤慎一六段の大所帯。「佐藤さんはたいてい下の名前で『康光先生』、『天彦さん』と呼ばれている。佐藤さんで『佐藤さん』って呼ばれてる人っていないんじゃないですか」と、最大派閥ならではの“あるある”を語った。

 さらに、戸辺七段が「斎藤さんも、藤井さんも同姓がいますよね」と振ると、佐々木七段から「苗字対抗戦とか面白いと思うんですよね」と魅力的な提案が飛び出した。「私はメンバーが心強いからやりたいんですよね(笑)。渡辺さんとか斎藤さんとか、チーム組めますよね」と、佐々木勇気八段や佐々木大地七段ら強力な同姓棋士を念頭に満面の笑み。すかさず戸辺七段が「戸辺さんは出場権なし!?」とツッコミを入れると、佐々木七段は「それは残念ですがエントリーできないですね(笑)」とバッサリ切り捨て、息の合った掛け合いで視聴者の笑いを誘った。

 実際に他の勢力を見てみると、佐々木七段も名前を挙げた渡辺姓は、現役だと渡辺明九段、渡辺和史七段、渡辺大夢六段、渡辺正和六段、渡辺弥生女流二段の5名。斎藤姓は斎藤慎太郎八段、斎藤明日斗六段、齊藤裕也四段、齊藤優希四段の4名。藤井姓も藤井猛九段、藤井聡太竜王・名人、藤井奈々女流初段と、どこもドリームチームが結成できそうな顔ぶれが揃っている。

 この夢膨らむトークに、ABEMAのコメント欄も大熱狂。「佐藤大家族」「増える佐々木」「佐藤勢力多いですからね」といった声や、「苗字対抗戦やってほしい」「斎藤・佐藤・佐々木あたりで対抗戦か」と実現を熱望するコメントが殺到。さらに、“ダブル・マコト”解説にかけて「まことさんもまことさんで多いけど」という秀逸なツッコミも寄せられていた。

 もし非公式戦などで「苗字対抗戦」が実現したら、最強の称号を手にするのはどのチームか。ファンの妄想は尽きない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)