[4.24 J1百年構想リーグ第12節 FC東京 5-2 水戸 味スタ]

 J1百年構想リーグは24日に第12節を行った。FC東京と水戸ホーリーホックの対戦は、FC東京が5-2で勝利。前半17分に先制を許したが、35分と前半アディショナルタイムにFWマルセロ・ヒアンが立て続けのゴールで逆転する。後半もMF佐藤龍之介らが得点を重ねた。

 FC東京は首位と勝ち点6差で2位。前倒し開催の影響で前節から約2週間ぶりの試合となった。先発メンバーの入れ替えは無し。日本代表MF佐藤龍がFW登録でメンバー入りしている。6位・水戸はPK戦による2勝を含めて3連勝中。前節は昨年2位の柏レイソルを2-0で撃破した。先発を1人変更し、MF新井瑞希が2試合ぶりに先発復帰。前節に退場処分となった樹森大介監督に代わり、林雅人コーチが指揮を執る。[両スタメンはコチラ]

 序盤は水戸が攻勢に出る。開始37秒にDF飯田貴敬が右足ミドルを放つも、わずかにゴール左外に逸れた。6分にはFW渡邉新太が右足シュートを放つが、GKキム・スンギュのセーブに遭った。

 時間とともにFC東京がペースを握り始めるが、先制に成功したのは水戸。前半17分、右サイドからのスローインで敵陣内に入り込む。左サイドに流れると、MF新井瑞希が左足でクロス。ニアサイドのMFマテウス・レイリアが合わせて均衡を破った。

 失点を喫したFC東京だが、前半35分に追いつく。相手のパスを最終ラインのDFアレクサンダー・ショルツがダイレクトで前線にパス。PA手前のヒアンが助走から右足を一閃すると、鋭い弾道がゴール右隅に突き刺さり、1-1と同点となった。

 さらにFC東京は前半43分に逆転。前線で走り続けるMF佐藤恵允が右サイドを疾走する。DF板倉健太の強めのバックパスはGK西川幸之介のトラップミスを誘発。すかさず佐藤龍が詰め、ボールはこぼれる。佐藤恵がさらに詰め、左足シュートを決め切った。

 前半アディショナルタイム2分過ぎ、FC東京はカウンターから再びチャンス。佐藤龍が斜め前にパスを出し、ヒアンがPA内に進入すると、ダニーロのファウルを誘発してPKを獲得する。キッカーはヒアンが担当。ゴール右隅に放ったシュートは、GK西川に触れられるも決め切り、3-1と点差を広げた。

 前半は水戸が先制するも、FC東京が3得点を決めて3-1で折り返す。ハーフタイムに両チームは交代カードを切り、FC東京はMF遠藤渓太に代え、FW仲川輝人を投入。水戸は新井を下げ、MF山本隼大が入った。

 さらに水戸は後半10分、渡邉とDF真瀬拓海を下げて、FW根本凌とDF大森渚生を出場させる。17分にはM・レイリアが右サイドからクロスを上げ、ニアサイドで根本がヘディングシュートで叩き込むが、オフサイドでノーゴールとなった。

 FC東京も後半18分に決定機。ショルツのスライディングタックルからロングカウンター。ヒアンからパスを受けた佐藤龍が敵陣付近で細かいタッチから2人をかわし、右足シュートを放つが、ゴール上に外れた。23分には室屋がダメを押す。PA手前で1人をかわし、右足シュートをゴール右隅に決め切った。

 水戸は後半24分にM・レイリアが下がり、流通経済大柏高から加入した高卒ルーキーMF安藤晃希がデビューを飾る。するとその1分後、安藤が左サイドでボールを奪ってドリブルで仕掛ける。ショルツを抜き去ってPA左に入り込むと、室屋のスライディングも切り返しでかわす。右足シュートを決め、デビュー戦ゴールで1点を返した。

 だが、FC東京は後半30分にさらに5点目。左サイドからヒアンがボールを運んでPA左に進入。佐藤龍が右足ダイレクトで合わせ、5試合ぶり今季3点目で5-2とした。

 残り時間を守り切ったFC東京が5-2で勝利。90分間で今季初の2連勝を果たした。

(取材・文 石川祐介)