福島県警察本部

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 福島県警は、県内の一般住宅にニセの逮捕状が郵送される事案が13〜20日に3件確認されたと発表した。

 警察をかたる詐欺事件につながる可能性があるとして注意を呼びかけている。

 発表によると、伊達署と郡山北署の管内にある高齢者宅に、警察官をかたる人物から「あなたを逮捕する」と電話があった。後日、レターパックでニセの逮捕状が郵送されたという。3件とも警察署に相談があったため、被害には遭わなかった。このうち、少なくとも1件は国際電話だった。

 ニセの逮捕状には、郵送対象となった高齢者の氏名や、一部誤りが含まれる生年月日や住所が記載されていた。「引致すべき場所」の欄には、県外の自治体名が入った実在しない警察署名が記されていた。

 県警生活安全企画課によると、他県では同様の手口で実際に詐欺被害に遭ったケースもあるという。担当者は「警察官が見れば偽物だとわかるが、一般市民は信じてしまう可能性がある。警察官が電話で逮捕を告げることはなく、逮捕状を郵送することもない」としている。