「同じものは2つとない」kikippa イヤホン、3,000個限定発売
アートをまとったイヤホン。
以前、ギズモードでも紹介した「kikippa イヤホン」。シオノギヘルスケアとピクシーダストテクノロジーズが共同で取り組んでいるデバイスで、オーディオ機器としての実力を持ちながら、独自の「ガンマ波サウンド™」機能で聴くだけじゃない体験を提供してくれます。
そこに今回、知的障害のある作家たちのアート作品を取り入れるクリエイティブカンパニー・ヘラルボニーとの限定コラボモデルが登場しました。
ヘラルボニーのアートを、イヤホンに転写
「異彩を、放て。」をミッションに掲げる日本のスタートアップ企業・ヘラルボニー。今回のコラボモデルでは、ヘラルボニーから3名の契約作家が描いた作品がそのままイヤホン本体に転写されています。
起用されたのは、マル・サンカク・シカクを大きなキャンバスに描き続けるfuco:(佐賀県)、絵画・コラージュ・立体と多彩な表現で知られる伊賀敢男留(東京都)、そしてディズニーと迷路を愛し絵画のモチーフにも活かす高田祐(茨城県・自然生クラブ)。
アーティストの原画データをイヤホン本体に転写する工程では1点ごとに違う表情が生まれるため、同じものは2つとない「世界にひとつだけの仕上がり」になるとのこと。大量生産品なのに一点モノに近い感覚、いいですね。
製品名は「kikippa イヤホン HERALBONY モデル」。3アート×各1,000個、合計3,000個の限定生産です。
「ながら聴き」で脳波に刺激を
kikippa イヤホンは、耳をふさがないオープンイヤー型のワイヤレスイヤホン。16mm大口径ドライバー+ハイブリッド振動板の構成、MEMSマイク2基のビームフォーミングで通話品質も確保、IP55相当の防水・防塵対応と、基本機能は十分。
異素材を組み合わせたハイブリッド振動板とエアダクト設計により、高域も伸びやかで音像も明瞭です。
それに加えて「ガンマ波サウンド™」機能を持っているのが特徴です。人間の脳には電気的なリズム、いわゆる「脳波」があります。その中でも「ガンマ波」と呼ばれる40Hz前後の波は、集中したり記憶を使うときに活発に出る脳波。ただし加齢などで弱まることが学術報告されています(※)。
(※Trends in Neurosciences 30, 317-324 (2007)., Clinical Neurophysiology 116, 2719-2733 (2005).)
kikippaは、このガンマ波と同じ周波数(40Hz)の振幅変調を、あなたが普段聴いている音楽やポッドキャストにリアルタイムで重ねて再生します。この音で脳への刺激を試みます。
もちろん、ガンマ派サウンドを使用しない設定にもできますし、耳元のボタン一発でオン・オフできるのも便利。
「音楽」と「作家の日常音」が交差する楽曲も
今回のコラボ、イヤホン本体だけではありません。ヘラルボニーが展開する音楽プロジェクト「ROUTINE RECORDS」との連動で、音楽家・haruka nakamuraさんがオリジナル楽曲「A Walk in Dialogue」を制作。
3人の作家が日常の中で繰り返す音──fuco:さんが絵を描くときの筆の音、伊賀さんのチェロ、高田さんの太鼓──をharuka nakamuraさんのピアノとともに織り交ぜた一曲とのこと。
価格は3万4900円(税込)と、従来のkikippa イヤホンが2万9700円だったので少しプラス。充電スタンド・ケーブルセット込みの価格です。ピクシーダストテクノロジーズ公式オンラインストアにて、すでに販売開始されています。
ちなみに、4月中の購入でヘラルボニーのアートを施したネオプレン製限定ポーチ(一般発売時では想定価格5,500円相当)がプレゼントされる早期購入特典つき!
また、4月15日〜28日まで「阪急メンズ東京」の1階で、期間限定のポップアップストアもオープン中。実際に手にとって体験できる機会です。4月25日(土)以降は阪急メンズ東京でも購入できるようになるとのこと。
ちなみにストアでは、SonoRepro、VUEVO、VUEVO Display、iwasemiといったピクシーダストテクノロジーズの製品やサービスも紹介されるそう。
テクノロジーとアートが静かに混ざり込んでいく感じもいいですが、シンプルにイヤホンとしても存在感ばつぐん。使うことでヘラルボニーアーティストたちへの支援にもなります。
Source: ヘラルボニー プレスリリース、PxDT プレスリリース(ポップアップ)

kikippaイヤホン
