北朝鮮の金正恩総書記は、中国の王毅外相と会談し、「中朝関係を発展させることは両国の共通の利益に合致する」などと述べ、両国の関係強化を強調しました。

中国国営の新華社通信によりますと、金正恩総書記は10日、北朝鮮を訪問している中国の王毅外相と会談しました。

王毅外相は習近平国家主席の言葉として、「変動と混乱の国際情勢に直面する中で、中国と北朝鮮は、重大な国際・地域問題における意思疎通と協調を強化し、世界の平和と発展を維持するために相応の貢献をすべきだ」などと述べ、両国の関係強化を強調しました。

これを受け、北朝鮮の金総書記は「中朝関係を深化・発展させることは両国の共通の利益に合致し、朝鮮労働党と政府の揺るぎない意志だ」などと応じたということです。さらに、金総書記は「両国人民の福祉と世界の平和・安定のために相応の役割を果たしていきたい」と述べたと報じられています。

今回の王毅外相の訪朝は、来月に予定されているアメリカのトランプ大統領の中国訪問で朝鮮半島情勢が議題になることを見据え、事前に対応を協議する狙いもあるとみられます。