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11歳の男の子が行方不明となって15日。7日、自宅近くの山中の集中的な捜索が行われました。およそ60人態勢で捜索が行われたものの、新しい手掛かりは得られなかったものとみられています。

■街の中には情報提供呼びかける張り紙も…

京都府南丹市の街の中には、情報提供を呼びかける張り紙が貼られていました。

先月23日から行方不明となっている安達結希くん(11)。住民らは安否を気にかけています。

スポーツ用品店従業員
「女性が(31日の)午前中にみえて、『貼ってください』とはおっしゃってないけど、ちょっとでも早く見つかったらいいなと思って、自分で貼ったんです。想像もできませんでしたし、すぐに解決すると思っていた。不安です。とにかく早く解決してくれないとみんなが不安」

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結希くんが忽然と姿を消してから、半月となりました。

7日。多くの捜査員が向かったのは山の中。その一角を取り囲むように、規制線がはられました。

うっそうと茂った山奥に連なる警察車両。およそ60人態勢で集中的な捜索が行われたということです。

捜索場所は、結希くんが通う小学校から、南側に9キロほど離れた山の中。結希くんの自宅近くです。近隣住民によりますと、この付近では、行方不明の翌日から警察がたびたび聞き込みをしていたといいます。

7日、自宅近くの山の中を集中的に捜索した警察。上空から見ると、袋のような物を手に歩く捜査員の姿が確認できます。

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これまでの手がかりは、結希くんの通学用リュックのみ。

近所の人によると、捜索が行われた規制線の奥は空き家が多く、普段は人通りも少ないということです。

警察は午後5時時点で「発表できるものはない」とし、新しい手がかりは得られなかったものとみられます。

■行方不明当日の状況は…“新たな情報”も

先月23日から行方がわからない結希くん。警察などによりますと、最後に確認されたのは、小学校のすぐ近くです。

午前8時ごろ、父親が運転する車で駐車場に送り届けられたあと、行方がわからなくなりました。

小学校の防犯カメラに結希くんの姿は映っておらず、教員や保護者にも姿を見た人はいないといいます。

ここに“新たな情報”が…。駐車場の横にある、児童クラブです。

結希くんが車で送られたのと同じ午前8時ごろに子どもを預けた保護者が「駐車場の方から学校と逆方向に歩く児童は見ていない」と証言していることがわかりました。

つまり駐車場に着いてから、学校側でも、逆方向でも結希くんの目撃情報はゼロ。さらには、市内の防犯カメラでも、これまでに結希くんの姿が確認されていないほか、行方不明以降、電車やバスに乗った記録がないこともわかっています。

■6日夜に保護者説明会 学校側は今後の対策を説明

結希くんの所在は、混迷を極めるばかり…。

8日に始業式が予定されている結希くんが通う小学校では、6日夜、結希くんと同学年の6年生の保護者を対象とした説明会が行われました。オンラインを含め、およそ100人が参加したといいます。

学校側は行方不明当日、午前8時半ごろに結希くんが登校していないことを確認していましたが、保護者へ連絡をしたのは、およそ3時間後の11時50分ごろでした。

同学年の保護者
「もっと早くに連絡できなかったのかというのは疑問に思う。(学校に)完全に信頼おいて安心して任せている」

学校側は、児童が連絡なく欠席した場合には、15分以内に保護者への連絡を徹底するなど、今後の対策を説明したということです。

警察はこれまでに結希くんの捜索に、のべ700人ほどを投入。情報提供は260件以上寄せられているといいますが、発見には至っていません。

行方不明からすでに15日。結希くんの捜索が続きます。

【情報提供先】京都府警 南丹署 0771-62-0110