前川喜平氏の公式Xより

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元文部科学事務次官の前川喜平氏が2日、自身のX(旧twitter)を更新。政府が閣議決定した「緊急一時避難施設」(シェルター)の不要論を述べ、ネット上から困惑と批判の嵐を巻き起こした。

政府は先月31日の閣議で、緊急事態を想定した避難施設(シェルター)の確保に関する基本方針を決定。地下街などを活用し、2030年までに市区町村単位の人口カバー率100%を目標とした。この方針に前川氏は、「ホントにマジに、高市早苗に訊きたい」(原文ママ)と切り出し、「中国が日本に領土的野心を見せたこと、一度でもあるか?」と疑問を投げかけた。さらに、「何のためのシェルターなんだよ」と問いかけ、「そんなものに税金使うな!」と怒りをぶちまけた。

この投稿にネット上では、「こういう思想があり、臆面もなく肩書とともに外部に発信できる人が文科省の事務方トップにいたことが恐ろしい」「このような人物が文科省のお偉いさんだったとは情けないの一言。左翼が嫌われる理由を体現したような人」「政治家というよりも活動家に近くなってきている」といった指摘が集まり、波紋を広げている。

前川氏といえば2021年11月、自身のXに「政治家には言えないから僕が言うが、日本の有権者はかなり愚かだ」と投稿し、ネット上を炎上させた。これは、第49回衆議院議員選挙の後に発信されたもので、同氏が支持する党が負けたことを受けての感想だ。

今年1月には、国旗損壊罪をめぐり「変じゃないですか。外国の国旗を汚したり、破ったりしたら拘禁刑なのに、日本の国旗をどう扱ってもいいのはおかしい」といった高市早苗首相の発言に対し、自身のXに「国旗損壊罪なんてできたら、白い紙の表と裏に赤い丸を書いて、破ってやる。それを毎日交番の前でやってやる。捕まえられるものなら、捕まえてみろ」と投稿、同罪の創設を目指す首相にかみついた。

さらに2月に投稿した「ねえ、みんな」という呼びかけのポストでは、前川氏が「せめて高市早苗よりは賢くなろうよ。ちょっと勉強すればいいんだから」とつづっている。

前川氏は、2017年2月に発覚した文科省の天下り問題に関与していたとして懲戒処分を受け依願退職し、同年5月には読売新聞に文部科学省在職中に出会い系バーに頻繁に出入りしていたことが報じられた。このことから、前川氏のもとには「天下りにガールズバー通い、ただの役立たずのスケベじじい」「お前には言われたくない」といった野次が集まっている。

自分のことは棚に上げて他者を強烈に批判してSNSで大炎上する人が増えているが、悪名は無名に勝るとはこのことか。