山形放送

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山形県立博物館の移転先と、新たなスポーツ施設の建設候補地として、山形市にある旧県立中央病院跡地の県民ふれあい広場周辺のエリアを県が検討していることが12日明らかになりました。

開館から55年目を迎える県立博物館を巡っては、老朽化などを理由に移転が検討されてきました。
12日、移転候補地として明らかになったのはJR山形駅から北に約700メートル離れた旧県立中央病院跡地の県民ふれあい広場を含む山形市桜町のエリアです。
県は、公共交通機関のアクセスや周辺環境などを総合的に見て、この地への移転を選んだとしています。
さらに、県と山形市が共同で整備を計画している新スポーツ施設についても、県民ふれあい広場周辺エリアへの建設が検討されていて、博物館と新スポーツ施設が同じ場所に集約されます。
県は県民ふれあい広場周辺の土地について現在所有者と交渉しているということです。
これまで、県と山形市は霞城公園内にある体育館と武道館を移転し新たに建設することと、現在県内にない屋内スケート場の整備を連携して進めることを2024年に合意しています。

佐藤孝弘山形市長「サブ的な体育館・武道館の機能を有する施設について市の方で整備するということで合意した」
吉村知事「若者女性活躍の可能性の拡大といったいろいろなことを考えた結果目指す方向性が一致して今回の共同で検討する案が生まれた」

新しいスポーツ施設は、アイスホッケーやフィギュアスケートが可能な屋内スケート場を県が整備し、山形市は体育館や武道館を有する施設を整備する予定です。
吉村知事は12日の会見で次のように述べました。

吉村知事「フィギュアスケートやカーリングなど楽しめるとなるということで若者や女性の活躍にもつながるので将来に対して希望をもってもらえる施設になってほしい」

一方、山形市の佐藤孝弘市長は「山形市が整備を進めている中心市街地の拠点施設とも相乗効果を発揮し更なる活性化につなげるべく市としても取り組んでまいります」とコメントを発表しました。

文化施設とスポーツ施設が同じ場所に集約されることについて、県は、山形市街地のにぎわいを創出し、スポーツと文化を融合することで、多様な人々との交流を図りたいとしています。