防災のプロに聞く!いまや必需品「モバイルバッテリー」「ポータブル電源」の選び方

【マンガで読む被災体験記】『令和6年能登半島地震体験記』
「被災した当時、備えていたもののほとんどが役に立たなかった」という松永りえさん。自身の被災経験を踏まえ、現在は防災収納インストラクターとして活動中です。さまざまな防災グッズを試してきた松永さんが、本当に役立つものを教えてくれました。今回は、「モバイルバッテリー」「ポータブル電源」の選び方のコツをご紹介します。

教えてくれたのは▷松永りえさん
防災収納インストラクター。2016年に熊本地震で被災。「快適な暮らしは安全な上にこそ成り立つ」と、「防災収納」を広めるため、テレビやセミナーなどで幅広く活動中。著書に『地震に強い収納のきほん』(扶桑社)などがある。
■防災のプロはこう備える!防災グッズは災害時を想定して選ぶべし
■モバイルバッテリー
充電式、ソーラータイプなど、さまざまなシチュエーションで使えるものを

連絡手段や情報収集に欠かせないスマホの充電。「モバイルバッテリーは消耗品なので、日頃から使いながら備え、バッテリーが膨張するなど寿命が近づいたら買い替えを。持ち運びやすいコンパクトなものから、ソーラー充電、ケーブル内蔵のものまで、あらゆる種類を揃えておくと◎」
ソーラータイプはすぐ使えるように充電しておこう

■ポータブル電源
サポートが充実しているメーカーのものが◎

スマホにはもちろん、暑さや寒さ対策などにも欠かせない電気。「大容量バッテリーは高価ですが、1つあると安心。使いたい家電によって容量は変わってきますが、最低でも600Whあると扇風機や電気毛布などにも使えます。壊れてしまったときや処分するときのサポートが充実しているかも確認を」
日常的に使えば節電にもなる

ソーラーパネルも併せて持っておこう

■電池
液漏れ防止タイプや長期保管OKのものを多めに持つ

停電時は電池式の電化製品が重宝するので、電池の予備も多めに。「長期間置いておいても、いざというときに問題なく使えるように、液漏れ防止タイプや長期保管できる電池を用意。単1電池は大きくて重いので、電池スペーサーがあれば単3、単4電池で代用可」
電池スペーサーもあると代用できる

電池チェッカーがあると残量が分かる

* * *
我が家も、「ポータブル電源」を普段使いすることに。深夜電力で充電して電気代が高い昼間に使用しています。普段使っていると、満充電でどの電化製品をどれくらい使えるかが感覚でわかるようになりました。
撮影/松永りえ
文=徳永陽子

