「ひどい態度」「大人げない」麻生太郎 “犬猿の仲”石破茂の“勝利宣言”後の「あからさまな対応」に批判続出

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9月27日、自民党総裁選の投開票が行われ、石破茂氏(67)が高市早苗氏(63)との決選投票を見事、制し新総裁に選出された。その裏で、“キングメーカー”の態度が波紋を呼んでいる。

史上最多となる9名の候補が出馬した今回の総裁選。1回目の投票では過半数を超える候補がおらず、181票獲得した1位の高市氏と154票獲得した2位の石破氏の決選投票に。

1回目では、国会議員票、党員票ともに高市氏を下回っていた石破氏だが、決選投票では、どちらも高市氏を上回り、“大逆転”で総裁の座を掴み取った。

裏金問題によって派閥は事実上ほぼなくなった自民党だが、混戦を極めた総裁選でも“キングメーカー”たちの存在感は依然として強かった。

「菅義偉元首相は小泉進次郎氏を、岸田首相は林芳正氏をそれぞれ支援するなど、派閥はほぼなくなったものの、有力議員が投票に与える影響力は極めて大きいです。

特に党内で唯一派閥を解消していない麻生太郎副総裁(84)の力は強いと見られており、投開票直前に進次郎氏や石破氏が支援を求めに面会したと言われています。また投開票前日の26日夜には、麻生太郎氏が1回目の投票から高市氏に投票するよう派閥の議員に指示したという報道もありました。

麻生派の後ろ盾を得たことで、高市氏の情勢はかなり優位になったと見られていたのですが……」(全国紙記者)

しかし、結果的に麻生氏が推したとされる高市氏が敗れることに。さらに麻生政権末期に石破氏が公然と“麻生おろし”に関わっていたことから、同氏のことを麻生氏は快く思っておらず、“犬猿の仲”と言われている。

とはいえ、勝負は勝負。麻生氏も石破新総裁の誕生を祝福するかと思いきや……。

決選投開票後、新総裁としての挨拶をすべく、万雷の拍手のなか壇上に向かった石破氏。階段を登ると、下手に座る岸田総裁ら党役員たちに一礼をする。ほとんどの役員は挨拶に頭をきちんと下げ応じるのだが、麻生氏はわずかに頭を下げるのみだった。

さらに石破氏が挨拶を終え、改めて会場中から大きな拍手が送られるも、麻生氏は、数回拍手はしたものの他の議員よりは短く、表情も終始憮然とした様子。しかし、その後行われた岸田総裁の挨拶後には、しっかりと拍手を送っていた。

推していた候補が敗れ、“因縁の相手”に対してあからさまな態度を見せた麻生氏。この“キングメーカー”の振る舞いにX上では、げんなりする声が。

《石破さん壇上にあがったときの麻生、ひどい態度だったな よほど嫌いなのか》
《壇上でめちゃくちゃ不機嫌な態度の麻生太郎草》
《麻生さんと石破さんの間に何があったんだろう… 石破さんが麻生さんの前を通った時のあの顔。演説後に拍手もしないし相当不満なんだろうね。 これはさすがに恥ずかしいわ》
《麻生さん、大人げない 負けは負けなんだから受け入れろよ》