マンC観客、優勝後のピッチで相手GKに暴行 英物議「襲撃された」「後頭部を殴られる」
マンチェスター・シティが優勝も…
海外サッカー、英1部プレミアリーグは22日、第38節が行われ、マンチェスター・シティがアストン・ビラに3-2で勝利。2点ビハインドから後半に3点を奪う逆転劇で連覇を達成した。試合後のピッチには、興奮したサポーターたちがなだれ込んだが、相手のGKがサポーターに殴られたと英紙が報道。現地で物議を呼んでいる。
歓喜のピッチ上で、気持ちの良くない出来事が生まれていたようだ。アストン・ヴィラのGKロビン・オルセンは、マンCのサポーターがなだれ込むピッチから離れようと歩いて移動。そこにファンが近寄った直後、オルセンは頭を痛そうに手で押さえた。突き飛ばすサポーターもおり、互いに何か叫んでいるようにも見える。
その後も興奮したファンの腕が顔面に当たるなど散々な思いをしたオルセン。実際の映像を英衛星放送「スカイスポーツ」公式インスタグラムが公開したほか、英紙「ミラー」は「アストン・ヴィラのGKロビン・オルセンが襲撃される」との見出しで記事を掲載している。
記事では「シティが劇的な3-2の勝利を収め、ホイッスルが鳴った直後、オルセンはピッチを後にしようとしたがその際に後頭部を殴られた」と報道。アストン・ヴィラのスティーブン・ジェラード監督が「我々のGKは攻撃された」「彼の状態についてはこれからだ。マンチェスター・シティにこの件について質問すべきだと思っている」と話したことも伝えている。
これにシティ側も声明を発表。「マンチェスター・シティはファンから暴行を受けたアストン・ヴィラのGKロビン・オルセンに対して、心からの謝罪をしたい」「クラブは調査を即座に始める。犯人が分かり次第、その観客を出入り禁止にする」としている。
（THE ANSWER編集部）
