中国の小学校では、保護者が登下校の送迎をするのが習慣になっていて、保護者が子どものかばんを持ってあげるのも当たり前の光景だ。子どもの荷物は子ども自身に持たせるべきという人もいるが、かばんが重いから仕方がないと考えている人も少なくない。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国の小学校では、保護者が登下校の送迎をするのが習慣になっていて、保護者が子どものかばんを持ってあげるのも当たり前の光景だ。子どもの荷物は子ども自身に持たせるべきという人もいるが、かばんが重いから仕方がないと考えている人も少なくない。それなら、毎日自分でランドセルを背負って通学する日本の子どもの場合、荷物はそれほど重くないのだろうか。中国メディアの騰訊はこのほど、小学生の通学用かばんの重さについて、日本と中国とで違いがあるのかについて分析する記事を掲載した。

 中国の子どもの通学用かばんは、自分で持てないほど重いのだろうか。記事は、適正な重さは体重の1割未満と言われているが、中国では往々にしてその限度を超えていると紹介した。平均すると5キロ程度の重さになるという。しかし、日本の子どもの荷物が軽いかというとそうでもないようで、教材と合わせて10キロ弱の重さのランドセルを背負って登下校する小学生もいると伝えた。

 なぜこれほど重いかについて記事は、ランドセルの中には、教科書やノート、文房具などが入っているほか、運動着や水着、リコーダー、絵具セット、習字道具などその日の授業に合わせて荷物も増えると紹介した。このほか、自分で歩いて登下校するので雨具などの用意も必要になる。そのため、中国の子どもの荷物よりも重くなることがあると分析した。

 では、中国の親は日本の子どもたちから何を学べるのだろうか。記事は、中国の親はすぐに「子どもに楽をさせたい」と思ってしまうのだが、日本の親は心を鬼にして「肩代わりしない」と比較した。そのため、日本の子どもはどんなに荷物が重くても、誰かに肩代わりしてもらうという発想はなく、皆「ランドセルから各種袋をぶら下げながら」歩いて帰り、おかげで心も体も強くなると称賛している。

 子どもの登下校に関しては、誘拐事件が頻発してきた中国で送迎が定着したのは理解できるが、保護者が子どものかばんを持ってあげるのは流石に過保護だろう。日本では荷物を持ってもらうどころか、雨の日も風の日も歩いて登下校している子どもたちが大半だ。中国の親たちは、日本の子育てから学ぶことがありそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)