中国ではサッカーは人気のあるスポーツだが、肝心の中国代表は国際大会でなかなか良い成績を収めることができず、サッカーファンをがっかりさせている。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国ではサッカーは人気のあるスポーツだが、肝心の中国代表は国際大会でなかなか良い成績を収めることができず、サッカーファンをがっかりさせている。これは近年の日本サッカーの成績と比べると天と地ほどの差があるともいえるが、中国メディアの百家号はこのほど、日中のサッカーにこれだけ差がついてしまった理由について分析する記事を掲載した。

 記事はまず、1990年代においては日本と中国のサッカーにおける実力は拮抗していたと指摘した。中国サッカーのピークは2002年の日韓ワールドカップに出場した時で、以降はずっと振るわない状況だと嘆いている。ところが、日本は逆にどんどん実力を高めており、日本と中国の差は開く一方だと伝えた。

 このため、中国でもサッカー改革が叫ばれ、プロ化、商業化を実施し、助っ人外国人、外国人監督、帰化選手などを迎え入れ、様々な国のサッカーから学ぼうとしたそうだ。しかし、中国の独特な体制ゆえになかなか身動きができず、望む結果を手にできていないと分析した。

 記事によると、中国国内はサッカーの分野で幾つもの「派閥」に分かれており、分裂してしまっているという。このためサッカー業界が1つの目標に向かうことができていない現状があるとした。さらに、子どもたちの勉強の圧力は非常に大きく、多くの親は子どもがサッカーに興じることに賛成しないことも関係していると指摘した。このためサッカー人口が増えず、優れた選手が現れないという。

 それで記事は、「中国サッカーは混乱状態にあり、あっちを直しこっちを変えるという状況で、民間でも政策担当者の間でも共通の認識に達しておらず、問題が多すぎる」ことが強くなれない原因だと分析した。しかも、いまだに解決の見込みすらないという。どうやら中国サッカーの将来に光はまだ見えてきてはいないようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)