By Thomas Hawk

AmazonのクラウドサービスであるAWSは、コンピューティングやデータベース、ストレージなど、膨大で複雑なサービスで構成されており、必要なタイミングで必要なものを用意できるという点では優れているものの、長く利用していくにつれてだんだんと全貌の把握が難しくなっていき、無駄な支出がないか確認するのも困難になりがちです。そこで、AWSの利用データを自動で解析して支出を削減できそうな項目を表示してくれるサービス「Vantage」を使い、どのあたりのコストが削減可能なのか確認してみました。

Vantage - Manage Your Cloud Costs

https://www.vantage.sh/

Vantageのサイトにアクセスし、「Get Started for Free」をクリック。



「名前」「アカウント名」「メールアドレス」「パスワード」を入力し、reCAPTCHAを認証して「Create an Accout」をクリックします。



入力したメールアドレスにメールが届くので、「Confirm my Vantage account」をクリック。



Vantageを何に使うのかを聞かれます。今回はAWSのコスト分析をしたいので、「Understand my costs」をクリックします。



AWSと接続するために「Connect Vantage to AWS」をクリック。



スタックの作成画面が別ウィンドウで開きました。必要事項が自動で入力されているので、中身を確認しつつ最下部の確認マークにチェックを入れて「スタックの作成」をクリックします。



Vantageのサイトは接続待ちになっています。しばらく待っていると……



接続に成功し、AWSで利用中のサービスが一覧で表示されました。「Continue」をクリック。



左上の「Recommendations」をクリックすると、削減できそうな支出の総額と、その金額が全体の何割なのかが表示されました。また、サービスごとにまとめた表も表示されており、「View Resources」をクリックするとさらに細かな内容を確認できます。



例えば、EBS Volumesの詳細を見るとどのVolumeがどのくらい削減できそうかがドル表記で表示されています。



対応が完了したものは右端のアーカイブボタンをクリックすれば表から消すことが可能。



アーカイブ済みのものは「Archived」タブで確認できます。



AWSの料金を内訳別にきっちりと把握するのはかなり難しいため、Vantageは削減可能な支出を見つけるのに非常に役立つツールと言えます。なお、AWSの利用料金が月額2500ドル(約27万円)までの場合は無料で分析できますが、2500ドルから7500ドル(約82万円)までの場合はProプラン、7500ドルから2万ドル(約220万円)までの場合はBusinessプランの加入が必要で、Proプランは月額30ドル(約3300円)でBusinessプランは月額200ドル(約2万2000円)となっています。