紀州のドンファン殺害事件 須藤早貴被告の「違反切符」を入手!

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「和歌山から東京まで車で行ったら捕まっちゃった〜(笑)。初心者マークもつけてなかったんだけど、それはオマケで許してもらった」

「紀州のドン・ファン」こと資産家・野崎幸助氏(享年77)の急死から約1ヵ月が経った’18年6月、東京のホテルに滞在していた須藤早貴被告(25)は本誌記者にあっけらかんと語った。手には青色の違反切符を持ち、ヒラヒラと弄(もてあそ)んでいる。高速で追い越し車線を長距離走行したのであろう、切符には〈最右側通行帯通行〉〈1.5卍鵡圈咾判颪れていた――。

早貴被告は殺人罪と覚醒剤取締法違反で5月19日に起訴、同日に再逮捕された。再逮捕の容疑は詐欺。’16年1月、早貴被告は札幌市の知人男性にウソをつき、現金約1170万円をだまし取ったとされる。美容専門学校を出て上京する以前から、乱れた生活を送っていたことが窺(うかが)える事件内容である。

法律を守ろうという意識はまるでなく、大事なのは自分だけ――事件前から逮捕に至るまで、本誌はそんな早貴被告の素顔を何度も目撃してきた。

’18年2月に野崎氏と結婚、同年4月に和歌山で免許を取得した早貴被告は、夫の会社の社用車を乗り回していた。ときには大阪に出かけることもあったが、その運転は恐怖そのものだった。

猛スピードで右に左に車線変更をし、次々に追い越しを繰り返す。おそらく、速度は軽く150/hを超えていたはずだ。当然、初心者マークもつけてはいなかった。

「私、運転うまいから。教習所でも1回も落ちなかったし」

それが彼女の口癖だった。

事件から2ヵ月が過ぎた’18年7月、早貴被告は野崎氏が経営していた酒類販売会社『アプリコ』の代表取締役に就任した。しかし、これについても正式な手続きを経ていないとして、同社の元監査役が刑事告発状を和歌山県警に提出している。元監査役の元畑眞氏が言う。

「正式な手続きを経ていない株主総会で、早貴は勝手に代表取締役になりました。しかも、’18年9月には『アプリコ』の口座から自分の口座へ3834万6278円の振り込みを行っている。社長(野崎氏)が必死に作った会社をメチャクチャにしたあの女を許すことはできません」

事件後、東京に移り住んでからも問題行動は止まらなかった。早貴被告は新宿区や町田市のマンションを転々としていたが、足立区内に住んでいたときには、家賃未払いトラブルを起こしている。

「家賃も光熱費も支払わず、逃げ出すように引っ越していきました。早貴被告の名前は不動産業界のブラックリストに載っています。逮捕時に住んでいた品川区のマンションには、他人名義で住んでいたようです」(マンション関係者)

それだけではない。彼女は事件後、野崎氏のベンツを東京へと持ち逃げ。さらには、それを勝手に売りさばいていたのだ。逮捕前、早貴被告の相談を受けていた『社団法人探偵協会』理事の戸塚敦士氏が言う。

「彼女がマスコミの追跡やストーカーに悩んでいたので、『それなら車を替えたほうがいい』ということになり、私が300万円を彼女に支払ってベンツを譲り受けることになりました」

関係者によると、早貴被告は夫の会社である『アプリコ』も勝手に売却しようとしていたという。

遵法精神もなければ、亡き夫への思いやりもない。今後の裁判の結末がどうなるにせよ、野崎氏が妻選びを誤ったことは間違いなさそうだ。