「妊娠した?とか憶測でおっしゃるのは私はとても失礼に感じます」

【画像】過激さを売りにしていたBiS時代のウイカ

 7月5日、ツイッターでそう啖呵を切って10万もの「いいね」を集めたのは、コテコテの関西弁でバラエティ番組を席巻するファーストサマーウイカ(30)。

 風変わりな芸名は、本名の「初夏(ういか)」を英語にし、頭に重ねたのだという。目下大ブレイク中だが、外出自粛の最中、テレビを見ていたらやけに目につく、一体何者? と気になっていた向きも多いはず。


声優を目指していた時期も

 ブレイクのきっかけは2019年1月に放送された、上田晋也司会の「女が女に怒る夜」(日テレ)。大久保佳代子や若槻千夏らと並んでひな壇に座ったウイカは“初ひな壇”らしからぬ堂々たる振る舞いを見せた。

「ウイカはひな壇をオーディションで勝ち取った。喋りが上手く、ネタも豊富なことが起用理由。『関西弁のヤンキーっぽい人があまりいないからやっている』と公言する通り、あのキャラはセルフプロデュース。上田さんは『引き出しが多い』と褒めていた。以来ウイカは上田さんに恩義を感じ、『大先生』と呼んでいるそうです」(テレビ局関係者)

 更なる飛躍の“恩人”は松本人志。昨年6月に松本司会の「ワイドナショー」(フジ)に出演以降、ダウンタウンの番組に立て続けに登場したのだ。

「あの松本さんが『地頭とカンがいい』と力を認めた。浜田(雅功)さんは『やりすぎると寒くなるから、ガツガツ喋り過ぎるなよ』と助言したそうです」(同前)

 芸能界に憧れ、オーディションを受け続けるも鳴かず飛ばず。高校卒業後に地元、大阪の劇団を経て上京し、13年にアイドルグループ「BiS」への加入を果たしたウイカ。当時を知る事務所関係者が明かす。

「あんまりだ」……ウイカが激怒、号泣したトンデモ企画

「BiSは生尻グラビアなどの過激さを売りにしていたが、月収は平均で10万円に満たず、ツアーも車中泊などかなりきつかった。ウイカは気の強い反面、当初は落ち込むことも多く、運営やマネージャーと衝突。インタビューでは『BiSなんてなくなればいい』と平気で言い放っていた」

 気の強さの真骨頂は、解散直前のドキュメンタリー映画「劇場版BiSキャノンボール2014」の撮影中に発揮された。

「3日間、メンバーにカメラを持ったAV監督が一人ずつ付き、密着撮影したのです。メンバーには内緒で『キス』『ヌード』など撮れ高に点数をつけて順位を競い、最終的に『ハメ撮り』の100点を目指すというトンデモ企画。AV鑑賞が趣味のウイカが途中で騙されていることに気付き激怒。『最後にあんまりだ』と号泣し、担当監督に『あなたのカメラに一生笑顔を向けることはございません』と言い放ったのです」(同前)

 その後、加入した別のグループも解散。

「ウイカは、外部の関係者に『解散後はどうすれば売れるか』『このままで終わらない』と相談していた。いつも自分をどう見せるかを思案してきたことが、今の活躍に繋がった」(同前)

 今年の元日には、5年前に一般男性と結婚していたことを明かした彼女。「夫の話題はNG」(前出・テレビ局関係者)というが、「家族のためにもガンガン稼ぐ」と意気込んでいるという。

 初夏の季節を経て、稼ぎも盛夏到来。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年7月16日号)