35歳を境に、女の体質はがらりと変わると言う。

肌が乾燥する・髪にハリがなくなる・痩せにくくなる…。

しかし東京にいるOVER35歳の女性たちは、そんな悩みを一切感じさせない。それどころか、年齢を重ねるごとに美しさは増していくようだ。

そんな彼女たちの、リアルな「35歳からの美容」に迫る―。




File:4 軽井沢在住のPR美女


名前:安本由佳(やすもとゆか)さん(@yuka__yasumoto
職業:フリーランスPR・ライター
年齢:37歳
居住地:軽井沢




「昔からいろいろとコンプレックスはあって、“綺麗になりたい”という願望が強いんです。だから中学生くらいのときからずっと、どうすれば綺麗になれるか研究しています(笑)」

いまの洗練された姿からは考えられないが、自身のコンプレックスから美容に目覚め、20代の頃は化粧品会社で働いていたことも。勤めていた当時は、若い女性ならではの感性を活かし、商品のアイディアなども提案していた。

その後、結婚を機にフリーランスとして独立。

現在は表参道にある会員制のパティスリー『ララ ファティマ』、軽井沢のホテルやカフェ、別荘地などのPRをしている。




「独立してからやってきた事業が全て女性向けだったので、これまで多くの女性を見てきました。だからどういうことをしている人が綺麗なのか、というのは肌感覚でわかるかも」

化粧品会社勤務で培った知識と、多くの女性を見て養われた審美眼。そうした経験をもとに、若い頃からさまざまな美容法を試していたようだが、35歳を過ぎてから一気にいろんな悩みが出てきたのだとか。

「一般的に“お肌の曲がり角”なんて言われる25歳や、30歳を過ぎても平気だったのに、35歳を過ぎてから一気にいろんなことが気になりだしました。特に肌のくすみや髪のぱさつき、歯の黄ばみなどによって”清潔感”が失われてきた気がして…。これはまずい…!と思いました」

しかしそこは研究熱心な由佳さん。数々のトライ&エラーを繰り返し克服していったそう。

まず聞いたのは肌のくすみ。スキンケアを一新し、肌の透明感がアップしたという方法について聞いてみた。


35歳からでも肌の透明感アップは叶う!くすみを飛ばすスキンケア&ファンデーションは?


1−1.透明感アップのスキンケア


透明感ある白肌を持つ由佳さんだが、実は35歳を過ぎるまで、化粧水などはプチプラで済ませていたそう。

「化粧品会社に勤めていたときに、“美容液はいいのを使ったほうがいいけれど、化粧水は肌の表面だから安くていい”、という結論に達したんです。でも35歳を過ぎてからくすみが気になり始めて。特に夕方になると顔が疲れてきて”鏡見たくない!”みたいな。そこで高級ラインを使い始めるようになりました」




スキンケアを変えるにあたって、1番重要視したのは保湿だという。くすみには様々な原因が考えられるが、水分量が低下すると透明感は失われるため乾燥は禁物。

そんな由佳さんが愛用しているのは、『ルルルンONE』のパックと『ヴァルモン』というスイスの化粧品会社が出している保湿美容液とクリーム。



画像左:フェイスクリーム『プライム リジェ II』税込31,860円
画像中:美容液『モイスチュアライジング セラマルジョン』税込20,520円
画像右:『ルルルンONE』税込1,620円


「年上の綺麗な子に聞くと、みんな毎日パックしてるんです。それで使い始めたのが、保湿力が高いこの『ルルルンONE』。朝か晩、時間があるときは毎日やっています」

基本的にはこの『ルルルンONE』のあとに、『モイスチュアライジング セラマルジョン』の美容液と『プライム リジェ II』のフェイスクリームを。

「この『ヴァルモン』シリーズは、使った瞬間から肌に栄養がたっぷりしみ込んでいく感じ!肌の弾力が全然違います。クリームは1個3万円ですが、伸びがすごくよくて半年以上持つので、効果を考えるとコスパがいいですね」

普段のスキンケアはこの3つであるが、時間がないときはシャネルの『ル ブラン』の化粧水・美容液・クリームを使っているそう。香りがよく美白効果もあるため、こちらもお気に入り。

保湿力の高いスキンケアに一新し、肌にハリと透明感が戻ったようだ。


1−2.スペシャルスキンケア(アイクリーム)


またそのほかに、目元のくすみ・くまが気になったときは、ディオールのアイクリーム『セラム ド ローズ ユー』を。



アイクリーム『セラム ド ローズ ユー』は、税込22,680円


「このアイクリーム、石のローラーのようなものがついていて、塗るとひんやりして気持ちいい。くすみが飛んで目元がはっきりします。あと使い方には書いてないけど、フェイスラインにもコロコロあてると、むくみがとれて顔が上がるんです」

ローズを使ったゼリー状の美容液を、独自のアプリケーターで行きわたらせるアイクリームは、目元の悩みを一気に解消してくれる心強いアイテムのようだ。


1−3.スペシャルスキンケア(吹き出物)


スキンケアを一新してくすみは改善されたが、それ以外に悩んでいたのがフェイスラインにできる吹き出物。

そんな由佳さんが抜群の効果を感じているというのが、今年の3月に発売されて話題沸騰中の『オバジC25セラム ネオ』。



『オバジC25セラム ネオ』は税込10,800円


「『ヴァルモン』を使いだして肌状態はすごく良くなったのですが、フェイスラインの吹き出物だけは慢性的にあって…。そこであるときふと思い出したのが、化粧品会社で働いていたときの同僚たちが、肌荒れ対策として自社製品のビタミンC美容液を買っていたこと。

それでちょうど発売されたばかりの、オバジ最高濃度のビタミンC美容液『オバジC25セラム ネオ』を買ってみたんです。そしたら使った翌日に、ずっと悩まされていたフェイスラインの吹き出物が良くなっていて、いまではほとんどできなくなりました!毛穴も引き締まるしくすみにも効くので、1個1万円だけど、持っておいて損はないと思います」

保湿とビタミンC美容液を使った日々のホームスキンケアによって、肌状態はかなり安定しているという由佳さん。また最近では、”プロの手を借りたケア”の重要性も実感しているそうだ。


35歳から解禁した、ホテルでのスパ&エステ!美肌以外に驚きの効果が・・・!?


1−4.プロの手によるスキンケア


由佳さんが35歳を過ぎて始めたのは、スキンケアの見直しだけでなく、エステでの定期的なケア。

現在は月に1回、軽井沢プリンスホテルにある『spa the forest』で、ボディフェイシャルの施術を。効果を実感できる信頼しているエステで、『ヴァルモン』を使い始めたのもここのスパで使われていたのがキッカケなのだとか。




「人の手で丁寧に凝りをほぐしてもらうと、血流が良くなって“悪いものが全部出た!”という感じがします。寝つきもよくなって、寝起きも全然違いますね。1番効果が目に見えて分かるのは、マッサージした翌日に口をゆすぐと濁っているんです。老廃物が出るんでしょうかね?」

ちなみに由佳さんは、35歳を過ぎてからスパ通いを“解禁”したそう。「やり始めたら止まらない性格だと分かっているので、それまではやらなかった(笑)」という。

“美”は追求し出すとキリがないが、由佳さんのように、年齢とともにステージを上げていくのも楽しみの一つだ。


1−5.透明感アップの下地&ファンデ


スキンケアでしっかりと土台作りをしたあとは、メイクでの肌作りでも透明感をプラス。

由佳さんが使っているのは、HAKUの『美白美容液ファンデ』と『ディオール プレステージ』の下地『プレステージ ホワイト』とクッションファンデ『ル クッション タン ドゥ ローズ』。



画像左:『美白美容液ファンデ』税込5,184円
画像中:『プレステージ ホワイト』税込13,500円
画像右:『ル クッション タン ドゥ ローズ』税込12,960円


「普段使いしてるのは、ディオールのプレステージライン。この組み合わせはすごく良くて、ピンク色の下地に微粒子のラメが入っていて、くすみを飛ばしてくれるんです。すごく寝不足で顔が“どよーん”としてても、発光している感じがあります。

あとクッションファンデは、カバー力が期待できないことが多いけど、これは厚塗りにならない程度のカバー力があるので気に入っています」

またくすみ飛ばし以外にも、こちらの下地&クッションファンデで叶えてくれるのが“艶感”。

「粉っぽい肌って老けて見えますよね?だからいま欲しいのは断然、艶感。これはよれることもなくて、化粧直しも不要なんです」




ちょっとしたお出かけに使うのは、HAKUの『美白美容液ファンデ』。

軽井沢在住の由佳さんは車の運転をすることが多いため、紫外線対策として使っているそう。薄いシミを隠すくらいのカバー力があるのと、つけてる間も美白効果があるというのがお気に入りの理由。

また由佳さんが”清潔感”アップのために気を付けているのは、肌だけでなく髪と歯のケア。35歳からの悩みを吹き飛ばしてくれる方法を教えてくれた。


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2−1.清潔感維持のための、ヘアケア



年を重ねるごとに気になってきたという、髪のぱさつき。

「髪はすごく丈夫だったのに、30歳過ぎたあたりから髪がぱさついて、絡まるようになったんです。でも友人の紹介で通うようになった美容院で毎月トリートメントをするようになってからは、艶が復活してきました」




由佳さんが月に1回通っているのが、青山の『AMATA』。カット・カラー・トリートメントの施術で、値段は2万5千円前後。さらに電気バリブラシによる育毛メニューも必ず月に1回。頭皮に刺激を与えて髪に艶やハリを与えるほか、リフトアップ効果も。

また良い状態をキープするため、『オーガニックウェイ』というシャンプーをサロンで購入している。

「サロンでのトリートメントがすごく合っていたようで、髪の状態はかなりよくなりました。前は枝毛でぱさついてて切るしかなかったのに、伸ばせるようになったのが嬉しいです」


2−2.清潔感維持のための、ホワイトニング&矯正


男女問わず、清潔感に必要不可欠な口元の綺麗さ。由佳さんも35歳を過ぎてから歯の黄ばみが気になり始め、ホワイトニングを始めたのだそう。

「昨年末に知人が経営する『大宮SHIN矯正歯科』で集中ケアをしました。2か月間で4回ほど通ってそのあとは週に1回のホームケアを。値段はホームケア込みで10万円ほどでしたが、効果は抜群」

また小学生のときに一度矯正を終えたという由佳さんだが、歳を重ねて少しずつ戻り始めたのが気になり、透明のマウスピースで行う矯正「インビザライン」を行っているという。



透明のマウスピース(右)と、ホームケア用のホワイトニング(左)


「大人になって、ワイヤーの矯正はテンション下がるので嫌だなと思っていたら、これを見つけて。大人になると、どうしてもつけたくないときってありますよね?

“インビザライン”は透明のマウスピースなので、つけてても分からないのが魅力的。つけ外しができるので、食べるときは外します。自分で管理できる人にはお勧め。

1週間ごとにマウスピースの形が少しずつ変わっていくのですが、歯並びはもちろん、顔の歪みも気にならなくなってきました!」

大人になるとなかなか手が出しづらい矯正。しかしこれならいまの生活に支障なくトライできそうだ。

由佳さんの清潔感ある佇まいは、「肌・髪・歯」の悩みを克服した努力の賜物。

また”清潔感”のほか、35歳からの美容法で由佳さんが大切にしているのは「自分に合ったストレスフリーな美容法を習慣化させること」だという。

次は由佳さんの「ストレスフリーな習慣美容」について聞いてみた。


35歳からの習慣美容は、己を知ることが大切!


3−1.習慣美容 毎日の入浴


まずは、習慣化させたいけれど多くの人が挫折するジム通い。

「私もジムに入っていたこともあるのですが、運動嫌いだから結局サウナ入って終わり…みたいになっちゃって。いまは週に1回300円の、町のジムに行ってます(笑)。あとは家でちょっとした腹筋とか腕立て伏せを毎日。それも10回ずつくらいだけど、毎日続けることが大切かなって」

また月に1回のスパは行っているが、自宅で美容家電の類は使っていないのだとか。




「自分に合わないことは習慣化できないので、特別なことを増やさないようにしています。ストレスにならないことをルーチン化させることを心がけていますね」

そんな由佳さんが、筋トレのほかに毎日欠かさないのが湯船にゆっくりとつかること。

「これは声を大にしていいたいのですが…(笑)、毎晩の入浴は絶対大切です!いろんな女性を見てきた実感値ですが、夜にゆっくりお風呂に入る習慣のある人は、歳を重ねても肌がきれい。逆に肌に悩みのある人って、お風呂の習慣がなかったりするんです。湯船にゆっくりつかると熟睡度が違うので、睡眠の質が上がって肌状態も安定するんでしょうね」

リラックス効果を高めるために、由佳さんは『エプソムソルト』(温泉成分にも含まれる硫酸マグネシウム)に『アロマセラピーアソシエイツ』のバスオイルを配合して入浴剤を手作り。質の高い香りで呼吸が深くなり、寝つきがよくなるそう。『エプソムソルト』に配合されるマグネシウムの成分が、美容・ダイエットに効果があると言われているのだとか。



アロマセラピーアソシエイツの『ミニチュアバスオイルコレクションN』は税込6,480円

3−2.習慣美容 食生活&サプリ


また食生活で、5年以上欠かさず続けて飲んでいるのが、「飲む点滴」と言われている甘酒。

「朝起きぬけ一番に、おちょこ1杯飲んでます。甘酒は飲む点滴と言われていて、栄養素たっぷり。甘酒を飲み始めてからお通じもいいし、風邪もひかなくなって、花粉症もよくなりました。甘酒って麹菌を発酵させて作るんですけど、麹菌って日本でしか作られないので、日本人の体質に合ってるんですよね」

由佳さんが飲んでいるのは、諏訪にある『真澄酒造』で作られている『真澄 糀あま酒』



『真澄 糀あま酒』は税込540円


「歴史ある酒蔵で生き残った麹菌は強いので、古くからある酒造で作られたものを選ぶようにしています。これは味も美味しいので続けられます」

またそのほかに毎日飲んでいるのが、『Takako style』のビタミンと、鉄・亜鉛のサプリ。特に鉄・亜鉛のサプリを飲み始めてから「爪・髪が丈夫になった」という効果を実感しているのだとか。



画像左:『the A』(ビタミンA)は、9,504円
画像右:『the Fe』(鉄)は、税込6,156円


入浴や甘酒など自分に合った「習慣美容」でストレスフリーな日々を心がける由佳さんは、分かりやすい説明と切れのあるトークで取材陣を何度も唸らせながらも、始終リラックスした可愛らしい表情を見せてくれる。

その37歳とは思えぬ可愛らしい雰囲気には、ある意外な秘訣があった。


気持ちを若くさせることが、1番の美容法!?由佳さんの“胸キュン美容”とは?


3−3.習慣美容 胸キュン補給

無理ない美容法を、少しずつでも毎日実施する由佳さん。しかし実は究極の美容法があるという。

「ストレスを溜めないのが究極のアンチエイジングだと思います!(笑)好きなものを食べる、旅行をする、若い友達と遊んだり、ドラマや漫画で胸キュン補給するのも大切かな(笑)」

特に「若い友達と遊ぶ」というのは意識しており、軽井沢在住で、インスタグラムで気になった20代の女子を“スカウト”し、お茶に誘っているそう。気持ちの若返りのほかに、若い世代で何が流行っているかも知れるのが、よいのだとか。




「あとは、大人になるとリアルで心が動く経験ってなかなか難しいから、映画やドラマ、小説や漫画で心に栄養補給を(笑)。ちなみに何度も読み返す漫画は、名言・格言がたくさん出てくる『失恋ショコラティエ』かな」

最近は『キングダム』にもハマっているそうで、幅広いジャンルを楽しんでいるようだ。


年を重ねるごとに意識しているのは、「愛嬌」


自分に合ったやり方を習慣化し、美容そのものを楽しんでいる由佳さん。今後なりたい女性像を聞いてみると…。

「年を重ねるごとにきつくなってしまうので、可愛らしさや愛嬌を意識するようにしています。完璧な美というより笑顔が可愛いとか表情が豊かだとか、その人の内から出るものが大切かなって。だからストレスは溜めないよう、日々を楽しくいきたいですね」

これまでのこだわりの美容法の数々は、自分の向き不向きを的確にとらえた結果。




「若くて可愛い子はたくさんいるし、人とは同じにはなれないから、自分を客観視するのが大切だと思っています。コンプレックスは目立たなくして、いいところを伸ばしていきたいですね」

「きつめの顔立ちがコンプレックス」と話すが、取材中の由佳さんの表情は豊かで、その笑顔には思わず引き込まれた。

己を知り、楽しく美容を続ける姿勢を是非見習いたいものだ。

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