ブルーハーツ、初音ミク…工事現場で働く人に聞いた「心のワークソング」
東京の声とシンクロするTOKYO FMの番組「シンクロのシティ」。ボイス収集隊が東京の街に繰り出し、さまざまな人々に声をかけ、ひとつのテーマについてその人の意見や思いを聞き出します。その声を聴き、リスナーと共に考えるのはパーソナリティの堀内貴之。8月29日(水)放送のテーマは「工事現場で働く人のワークソング」でした。2020年に向けて、今、東京は大再開発ラッシュです。建設現場の仕事は細分化されていて、大工さんひとつとっても建築大工、型枠大工、鉄筋工、鉄骨工などいろいろ。今回は工事現場で汗をかき働く人々に「自分応援歌」を聞いてみました。

テーマ:「工事現場で働く人のワークソング」
◆THE BLUE HEARTS「僕の右手」
「大きい現場なので、セメント系の材料でモルタルや補強材でコンクリート面の仕上げをしています。今日はB4から12階まで行ったり来たりしてました。親方だから、アチコチ見ないといけないのでね(笑)。上からの眺めは気持ちよくて最高。広告の看板が変わって新しくなるでしょ? それがいい(笑)。現場仕事は気持ちいいよ、みんなサバサバしてるし。そうじゃないとつとまらないしね。
今、ここ十数年で建物が高層化しているんですよね。あちこちの駅前の再開発をやってて、ゼネコンも競争が激しいなかで、どこも早く安くで。個人的にだけど、仕事を詰めるなかでの雑さが俺は気になってますよ。やっぱり俺らも、いい仕事したいし、残したい!って思うからさ。もっと全体的に、時間をかけていいものを造る! そうしないと若い人にも伝わっていかないよね。
応援歌はTHE BLUE HEARTS の『僕の右手』。全体的な歌詞の意味が、自分の秘めた才能みたいなニュアンスで。俺も職人だから常に可能性を持って仕事してるっていうか、左官は死ぬまで修行だと思ってる」
(50歳/男性/左官業・親方)
◆デヴィッド・ゲッタ「Bad」
「豊洲駅近くのビルを建てる仕事をしています。高さは、100mくらいじゃないですかね。僕は、ほかの業者さんが使う足場を組み立ててる感じですね。時間は朝8時から夕方5時までで、今の現場は来たばっかりで、まだ1週間しか経ってないです。ここらへんの建物は、オリンピックに向けて。そこまでには完成するんじゃないですかね。
まだ自分はぺーぺーなので、大変だったことはめちゃめちゃありました。最初の頃は体力がなかったので、材料を持てなくて怒られたりしたんですけど、今は力もついてきたので大丈夫です! 若いやつからも信頼されて仲良く接してもらいたいし、頼りがいのある先輩になりたいです。自分が引っ張っていけるような。ワークソングは、デヴィッド・ゲッタの『Bad』っていう曲です。仕事前に必ず聴いていてテンションが上がる曲。仕事前とか、夜、遊びに行く前に聴きます!」
(25歳/男性/とび職)
◆初音ミク「Tell Your World」
「型枠大工です。コンクリートの形を造るための型枠を造る仕事ですね。床、柱、梁、全部ですね。建物の構造体に関わる仕事です。ワークソングですか? ボカロをよく聴きます。アニメ好きなので(笑)。初音ミクの『Tell Your World』が一番好きですね! 仕事に行くときと仕事帰りに聴きますね。仕事場に到着するまでの現実逃避の時間や、『今日もクソみてぇな1日が終わったな……』っていうときに(笑)。もうね、マジメな話、オリンピック以降は仕事がなくなると思うから。クビにならないように今を一生懸命がんばります」
(40歳/男性/型枠大工)
◆中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」
「建設業で、電気工事の仕事をやってます。豊洲の駅前の再開発になります。2020年3月にオープンの現場なので、あと1年ちょっとです。オリンピックに向けての現場なので、時間をかけて立派なものを造ってます。昔は、仕事で先輩に怒られたり、先輩と競争しながらやってたので、楽しいときも悲しいときもあって。今の若い子たちは、厳しさに慣れてないというか、世間で言われているパワハラをされたらやめていくという人が多い。『あの先輩の下で働くのが嫌だ』とかそういう社会になってしまっているので、厳しさは、昔に比べたらなくなっていると思います。
でも、仕事をやる達成感は、今も昔も変わらないと思うので、僕は、非常に楽しい仕事場だと思ってます。建設業界というのは、休みを取るのが難しいというのが現状なんですね。1日休んじゃうと、次の調整や連絡ができなくなるので、休みづらいです。でも、僕は現場が好きなので、大変とは思わない。現場が終わって、初めて、この仕事が終わってよかったなって思うときが一番嬉しいです。今は、それに向けてがんばってます。
働いているうえで支えになっている曲は、昔の曲になるんですが、中村あゆみさんの『翼の折れたエンジェル』で、今でも聴いてます。クルマのなかで必ず聴く曲。ヒーロー的な歌なので、とても好きです。この曲を聴きながら、これからもがんばりたいと思います」
(48歳/男性/電気工事師)
【とにかくカッコいい! 現場で働く男たち】
登場したすべての声に力強さを感じた今回のオンエア。そして自分自身をチアアップする曲たちも、どれも力強いものでした。堀内貴之は「登場するすべての人に、生きる男の力強さを感じました。こうやって体を使う男の人たちは働いてるんだなぁ」とコメント。2020年に向かって変わっていく東京の街を造る人たちの、リアルな声を届けた放送となりました。
<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

※写真はイメージです
テーマ:「工事現場で働く人のワークソング」
◆THE BLUE HEARTS「僕の右手」
「大きい現場なので、セメント系の材料でモルタルや補強材でコンクリート面の仕上げをしています。今日はB4から12階まで行ったり来たりしてました。親方だから、アチコチ見ないといけないのでね(笑)。上からの眺めは気持ちよくて最高。広告の看板が変わって新しくなるでしょ? それがいい(笑)。現場仕事は気持ちいいよ、みんなサバサバしてるし。そうじゃないとつとまらないしね。
今、ここ十数年で建物が高層化しているんですよね。あちこちの駅前の再開発をやってて、ゼネコンも競争が激しいなかで、どこも早く安くで。個人的にだけど、仕事を詰めるなかでの雑さが俺は気になってますよ。やっぱり俺らも、いい仕事したいし、残したい!って思うからさ。もっと全体的に、時間をかけていいものを造る! そうしないと若い人にも伝わっていかないよね。
応援歌はTHE BLUE HEARTS の『僕の右手』。全体的な歌詞の意味が、自分の秘めた才能みたいなニュアンスで。俺も職人だから常に可能性を持って仕事してるっていうか、左官は死ぬまで修行だと思ってる」
(50歳/男性/左官業・親方)
◆デヴィッド・ゲッタ「Bad」
「豊洲駅近くのビルを建てる仕事をしています。高さは、100mくらいじゃないですかね。僕は、ほかの業者さんが使う足場を組み立ててる感じですね。時間は朝8時から夕方5時までで、今の現場は来たばっかりで、まだ1週間しか経ってないです。ここらへんの建物は、オリンピックに向けて。そこまでには完成するんじゃないですかね。
まだ自分はぺーぺーなので、大変だったことはめちゃめちゃありました。最初の頃は体力がなかったので、材料を持てなくて怒られたりしたんですけど、今は力もついてきたので大丈夫です! 若いやつからも信頼されて仲良く接してもらいたいし、頼りがいのある先輩になりたいです。自分が引っ張っていけるような。ワークソングは、デヴィッド・ゲッタの『Bad』っていう曲です。仕事前に必ず聴いていてテンションが上がる曲。仕事前とか、夜、遊びに行く前に聴きます!」
(25歳/男性/とび職)
◆初音ミク「Tell Your World」
「型枠大工です。コンクリートの形を造るための型枠を造る仕事ですね。床、柱、梁、全部ですね。建物の構造体に関わる仕事です。ワークソングですか? ボカロをよく聴きます。アニメ好きなので(笑)。初音ミクの『Tell Your World』が一番好きですね! 仕事に行くときと仕事帰りに聴きますね。仕事場に到着するまでの現実逃避の時間や、『今日もクソみてぇな1日が終わったな……』っていうときに(笑)。もうね、マジメな話、オリンピック以降は仕事がなくなると思うから。クビにならないように今を一生懸命がんばります」
(40歳/男性/型枠大工)
◆中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」
「建設業で、電気工事の仕事をやってます。豊洲の駅前の再開発になります。2020年3月にオープンの現場なので、あと1年ちょっとです。オリンピックに向けての現場なので、時間をかけて立派なものを造ってます。昔は、仕事で先輩に怒られたり、先輩と競争しながらやってたので、楽しいときも悲しいときもあって。今の若い子たちは、厳しさに慣れてないというか、世間で言われているパワハラをされたらやめていくという人が多い。『あの先輩の下で働くのが嫌だ』とかそういう社会になってしまっているので、厳しさは、昔に比べたらなくなっていると思います。
でも、仕事をやる達成感は、今も昔も変わらないと思うので、僕は、非常に楽しい仕事場だと思ってます。建設業界というのは、休みを取るのが難しいというのが現状なんですね。1日休んじゃうと、次の調整や連絡ができなくなるので、休みづらいです。でも、僕は現場が好きなので、大変とは思わない。現場が終わって、初めて、この仕事が終わってよかったなって思うときが一番嬉しいです。今は、それに向けてがんばってます。
働いているうえで支えになっている曲は、昔の曲になるんですが、中村あゆみさんの『翼の折れたエンジェル』で、今でも聴いてます。クルマのなかで必ず聴く曲。ヒーロー的な歌なので、とても好きです。この曲を聴きながら、これからもがんばりたいと思います」
(48歳/男性/電気工事師)
【とにかくカッコいい! 現場で働く男たち】
登場したすべての声に力強さを感じた今回のオンエア。そして自分自身をチアアップする曲たちも、どれも力強いものでした。堀内貴之は「登場するすべての人に、生きる男の力強さを感じました。こうやって体を使う男の人たちは働いてるんだなぁ」とコメント。2020年に向かって変わっていく東京の街を造る人たちの、リアルな声を届けた放送となりました。
<番組概要>
番組名:シンクロのシティ
放送日時:毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/
