Amazonから削除されたハロウィンコスチューム(画像は『Tendai Joe 2017年10月21日付Twitter「Amazon pulls tasteless Oscar Pistorius ‘blade gunner’」』のスクリーンショット)

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禁錮6年の実刑判決を受け、現在服役中の元パラリンピック金メダリスト、オスカー・ピストリウス受刑者。先日、事件の映画化で物議を醸したが、今度は同受刑者のランニングウェアがハロウィンコスチュームとしてAmazonで販売されていたことが判明。「悪質すぎる」とすかさず販売中止に追い込まれたようだ。『News24』など複数のメディアが伝えている。

問題のコスチュームは、ピストリウス受刑者が試合時に着ていた黄色と緑のランニングユニフォームの上下、トレードマークの義足である“ブレード”がプリントされた靴下、そしてニーパッドがついて26.10ポンド(約3900円)で販売されていた。写真にあるようなサングラスとおもちゃの銃はついてこない。

さらに「ブレードランナー」と呼ばれていたピストリウス受刑者のニックネームをもじり、ランニングトップには「ブレードガンナー(Blade Gunner)」という文字が見て取れる。

英メディア『Daily Mail Online』がAmazonに確認したところ、「販売店はガイドラインを遵守しなければならず、違反した場合は販売会社のアカウントごと削除する可能性もある。該当するコスチュームはすでに販売中止になっている」と回答があったそうだ。

この情報が南アフリカの雑誌『YOU』に掲載されると、「一着欲しい」「誰もピストリウスに好意的ではない」「物議を醸すこと間違いなし。ジョークで着るのならいいのでは?」といったコメントの一方で、「侮辱しすぎ、誰がこのコスチュームを買うの?」「あり得ない」と批判的な意見も出ている。ハロウィンのイベント自体がどんどん過激になっている中、ふざけすぎてしまった感が否めない。

画像は『Tendai Joe 2017年10月21日付Twitter「Amazon pulls tasteless Oscar Pistorius ‘blade gunner’」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)