地元の名店「世田谷“器から溢れる熱々のグラタン”」
東京に住む人たちの声を聴きながら、パーソナリティの堀内貴之が今を切り取るテーマをリスナーと共に考えていくラジオプログラム、TOKYO FM「シンクロのシティ」。番組内のコーナー「東京地元めし」では「東京にある隠れた名店」をご紹介しています。といっても単なる名店ではありません。ここでご紹介するのはリスナーのみなさんが推薦してくれた「自分が通っているイチオシのお店」。レポーターの安竜うららが味わいのある名店に伺い、美味しいだけじゃない人気の秘密を探ります。

今回伺ったのは、祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩5分ほど、ウルトラマン商店街の中にある「キッチンマカベ」。


リスナーの方からこんな推薦メッセージを頂きました。
「私が『キッチンマカベ』に通っていたのは15年以上も前のこと。小雪がちらつくクリスマス・イブにひとりで訪れると、マスターとママさんが気を遣ってくださったのか人気のない二階席に通してくださいました。ほっかほかのマカロニチキングラタンは涙が出るほど美味しかった。今もあの頃と変わらぬ美味しさで営業されているとのこと、とても嬉しく思います。何でも美味しいですが、特におすすめはポークジンジャーとクリームコロッケ! グラタンも忘れずに……ね」(ラジオネーム:raybeamsさん)

推薦メッセージだけでも愛されるお店であることが伝わってきますね。「キッチンマカベ」は創業から54年という地元では有名な老舗洋食屋さん。芸能人も御用達、テレビなどにも多く取り上げられてきたお店。それなのに何ら飾ることなく、私たちの取材にも快く答えてくださいました。お店に入るなり「奥へどうぞ! グラタンができるところも見ますか?」と厨房まで入れてくれたオーナーの兵藤さん。

トロトロ、アツアツのホワイトソース……美味しそう。

こちらがオーナーの兵藤智さん。智さんは2代目オーナー。基本はご家族で経営されているお店なのですが、今はアルバイトさんなど含めて、総勢9名ほどで働いているのだそうです。2階も含めて全76席という広さの「キッチンマカベ」。従来の良さや親しみやすさを残しつつ、さらにお店を発展させてゆきたい!という願いから、創業当初5坪だったお店を35坪まで大きくしたそう。
そんなオーナーの兵藤智さんに、安竜うららがお話を伺いました。
うらら:「キッチンマカベ」はご家族で経営されていますね。息子さんも厨房にいらっしゃるし、奥さまもホールに立たれていたり。
兵藤:はい。でも家族というよりは、息子なんかはライバルなんです。そういう気持ちでやってます。ピリピリする時もありますよ。でもそれが仕事なんで。なぁなぁになっちゃうと、いいものが作れなくなってしまう。
うらら:智さんご自身もお父様と同じ厨房に立っていらしたんですよね。先代オーナーのお父様は、今はお休み中なんでしょうか。
兵藤: 10年前に体調を崩して今はリハビリ中です。そこから私と息子が店をまわすようになったんです。父は倒れる直前まで働いていましたね。僕が店を継ごうと思ったのは中学3年生の時。親にはその決意は全く告げず、大学まで出ちゃいまして。よそで修業をさせてもらって、30歳の時に帰ってきました。言わなかったのは、あてにされるのが嫌だったのかな。継ぐ意思はあったけど、その時は自信もなかったのかもしれない。決め手になったのは、料理が好きだったということ。小さい頃から父親を見ていたし、食べるのも作るのも好きだったんですよね。
うらら:今日も、私が着いたらすぐに「グラタン作るところ見る?!」って招き入れてくれて。
兵藤:料理って、作る過程を見ると楽しいんですよ。私たちは手を抜かずにコツコツと、昔ながらの仕事をしているので、そういうのを見てもらいたい気持ちがあるんですよね。例えばグラタンなんかは、オーブンでじっくり長い間焼いた時にしか出ない味があるからね。

「キッチンマカベ」では世田谷区の中学生の職場体験も受け入れているそう。「まだ何も染まっていない素直な中学生と触れ合っていると、自分の身が引き締まる気がする」と話してくれた兵藤さん。「今の時代、男性でも料理は出来なきゃダメ。少しでも料理に興味を持ってくれたら」とおっしゃっていました。
親子で切磋琢磨し作り上げた老舗の味、祖師ヶ谷大蔵の「キッチンマカベ」。
東京地元めしに、認定です!
【キッチンマカベ】
住所:東京都世田谷区祖師谷3-1-15
TEL:03-3482-3748
営業時間:
[月〜金]11:00〜14:00(L.O.)
17:00〜21:00(L.O.)
[土日祝]11:00〜15:00(L.O.)
17:00〜21:00(L.O.)

安竜うらら(女優・レポーター)
文/岡本清香
<番組概要>
番組名:「シンクロのシティ」
放送日時 :毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/

今回伺ったのは、祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩5分ほど、ウルトラマン商店街の中にある「キッチンマカベ」。


リスナーの方からこんな推薦メッセージを頂きました。
「私が『キッチンマカベ』に通っていたのは15年以上も前のこと。小雪がちらつくクリスマス・イブにひとりで訪れると、マスターとママさんが気を遣ってくださったのか人気のない二階席に通してくださいました。ほっかほかのマカロニチキングラタンは涙が出るほど美味しかった。今もあの頃と変わらぬ美味しさで営業されているとのこと、とても嬉しく思います。何でも美味しいですが、特におすすめはポークジンジャーとクリームコロッケ! グラタンも忘れずに……ね」(ラジオネーム:raybeamsさん)

推薦メッセージだけでも愛されるお店であることが伝わってきますね。「キッチンマカベ」は創業から54年という地元では有名な老舗洋食屋さん。芸能人も御用達、テレビなどにも多く取り上げられてきたお店。それなのに何ら飾ることなく、私たちの取材にも快く答えてくださいました。お店に入るなり「奥へどうぞ! グラタンができるところも見ますか?」と厨房まで入れてくれたオーナーの兵藤さん。

トロトロ、アツアツのホワイトソース……美味しそう。

こちらがオーナーの兵藤智さん。智さんは2代目オーナー。基本はご家族で経営されているお店なのですが、今はアルバイトさんなど含めて、総勢9名ほどで働いているのだそうです。2階も含めて全76席という広さの「キッチンマカベ」。従来の良さや親しみやすさを残しつつ、さらにお店を発展させてゆきたい!という願いから、創業当初5坪だったお店を35坪まで大きくしたそう。
そんなオーナーの兵藤智さんに、安竜うららがお話を伺いました。
うらら:「キッチンマカベ」はご家族で経営されていますね。息子さんも厨房にいらっしゃるし、奥さまもホールに立たれていたり。
兵藤:はい。でも家族というよりは、息子なんかはライバルなんです。そういう気持ちでやってます。ピリピリする時もありますよ。でもそれが仕事なんで。なぁなぁになっちゃうと、いいものが作れなくなってしまう。
うらら:智さんご自身もお父様と同じ厨房に立っていらしたんですよね。先代オーナーのお父様は、今はお休み中なんでしょうか。
兵藤: 10年前に体調を崩して今はリハビリ中です。そこから私と息子が店をまわすようになったんです。父は倒れる直前まで働いていましたね。僕が店を継ごうと思ったのは中学3年生の時。親にはその決意は全く告げず、大学まで出ちゃいまして。よそで修業をさせてもらって、30歳の時に帰ってきました。言わなかったのは、あてにされるのが嫌だったのかな。継ぐ意思はあったけど、その時は自信もなかったのかもしれない。決め手になったのは、料理が好きだったということ。小さい頃から父親を見ていたし、食べるのも作るのも好きだったんですよね。
うらら:今日も、私が着いたらすぐに「グラタン作るところ見る?!」って招き入れてくれて。
兵藤:料理って、作る過程を見ると楽しいんですよ。私たちは手を抜かずにコツコツと、昔ながらの仕事をしているので、そういうのを見てもらいたい気持ちがあるんですよね。例えばグラタンなんかは、オーブンでじっくり長い間焼いた時にしか出ない味があるからね。

「キッチンマカベ」では世田谷区の中学生の職場体験も受け入れているそう。「まだ何も染まっていない素直な中学生と触れ合っていると、自分の身が引き締まる気がする」と話してくれた兵藤さん。「今の時代、男性でも料理は出来なきゃダメ。少しでも料理に興味を持ってくれたら」とおっしゃっていました。
親子で切磋琢磨し作り上げた老舗の味、祖師ヶ谷大蔵の「キッチンマカベ」。
東京地元めしに、認定です!
【キッチンマカベ】
住所:東京都世田谷区祖師谷3-1-15
TEL:03-3482-3748
営業時間:
[月〜金]11:00〜14:00(L.O.)
17:00〜21:00(L.O.)
[土日祝]11:00〜15:00(L.O.)
17:00〜21:00(L.O.)

安竜うらら(女優・レポーター)
文/岡本清香
<番組概要>
番組名:「シンクロのシティ」
放送日時 :毎週月〜木曜15:00〜16:50
パーソナリティ:堀内貴之、MIO
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/city/
