自身初の小説『祐介』を発売されたクリープハイプ・尾崎世界観さんがTOKYO FMの番組に生出演。バンドマンならではの思いが込められた作品について語りました。

(放送作家の鈴木おさむがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「よんぱち」、7月29日の放送より)

【あらすじ:「祐介」が「世界観」に成長してゆく過程を物語として描いた半自伝的小説。

全く売れる兆しのないバンドマン「祐介」が夢と現実のはざまで葛藤しながら過ごす日常を描いた作品】

――小説『祐介』に出てくるひとは実在する?

昔、うまくいかない時に腹の立つ人がいっぱいいたなぁ。って思ったんですけど、それって財産だなと思っていて。いい人だったり良くしてくれた人よりも、自分の音楽にとっては大事な人だったなと思って、今回は敬意をもってすごくイヤな感じで書きました(笑)。

歌詞を書いているのでそれも癖になっている所もあるんですけど、町田康さんがすごく好きなので、リズムを感じる文章は意識しましたね。

――何か一つでも残したくて歌っていた

バンドを結成してからは10年以上経っているんですけど、何か一つでも残したいと思ってツバをかけてやるような気持ちで、ずっと歌っていましたね。それくらいしか出来なかったので。

周りの同じような売れていないバンドマンが就職していくのを見ると、沼から抜け出られたんだなって思ってうらやましく思っていましたね。

当時は3万2000円の風呂無しアパートに住んでいたんですけど、夏場は熱すぎて、身体に水を塗って扇風機の風を浴びていましたね(笑)。



――クリープハイプの新しいアルバムのタイトルは『世界観』

小説『祐介』は、過去をさかのぼって潜って書いたもので、同じ時期に新しいアルバムも作っていたので、裏と表が見せられれば良いなと思って『祐介』と対になるように『世界観』というタイトルにしました。

小説に書いてあることは実話もいくつかあるんですけど、誰かに嫌味を言われたとか、そういう事ばっか覚えていますね。だからこの小説が書けたんですけどね(笑)。

曲に関しても怒りの感情を表現する方が立ち上がりが早いというか、すぐ仕上がる感じがしますね。

でも、怒りが喜びに変わる瞬間があるんですよ。自分はどうしようもない気持ちなんだけど、ライブでお客さんが飛び跳ねているのを見ると、自分の怒りの感情を有効に使ってもらえたような気になります。

嬉しい気持ちを伝えて喜んでもらえるよりは、そっちの方が価値がある気がしますね。

パーソナリティの鈴木おさむが、ゲストの旬な話題を掘り下げるTOKYO FM「よんぱち」。ラジオならではのココだけの話にご期待ください。

2016年8月5日(金)の放送は、ゲストにLittle Glee Monster!ロックバンド・WANIMA!そして、ドキュメンタリー映画監督・森達也さんが生登場。ホットな話題をお届けします。

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<番組概要>

番組名:「よんぱち 48 hours 〜WEEKEND MISTER〜」

放送日時 :毎週金曜13:00〜16:30

パーソナリティ:鈴木おさむ、岡部茉佑

番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/48/

週末の48時間=よんぱちを充実させる情報満載の生ワイド番組。放送作家、鈴木おさむが旬の情報とゲストを迎えてお送りします。