「奇皇后」チ・チャンウク、愛すべき皇帝キャラクターで“女心を刺激”

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俳優チ・チャンウクが、「奇皇后」でもう一度イメージチェンジに成功した。チ・チャンウクはドラマ「笑ってトンヘ」で真っ直ぐで優しいイメージを作り上げた。そして2年後の「蒼のピアニスト」で嫉妬と劣等感に満ちた悪役を演じ、イメージチェンジを図った。彼のイメージチェンジは成功したが、ドラマの視聴率が低かったために演技力は大きな話題にはならなかった。

しかし、「奇皇后」ではチ・チャンウクの初登場から反応が違った。生き延びるために権力者たちに頭を下げ、干し柿を言い訳に脱出を計画するホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)のような姿が視聴者に憐憫を抱かせ、保護本能を刺激したのだ。特にチ・チャンウクは、皇帝になってからも子供のように愚痴をこぼす姿で、なぜか憎めないキャラクターを作り上げ、大いに愛されている。

26日放送されたMBC月火ドラマ「奇皇后」(脚本:チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出:ハン・ヒ、イ・ソンジュン)第10話では、下働きのキ・スンニャン(ハ・ジウォン)に特別な関心を持つようになったタファン(チ・チャンウク)がイタズラっぽい姿を見せ、視線を引いた。

先にタファンはキ・スンニャンと元帝国で再会したが、男装を脱いだスンニャンに気付かなかった。その中でもタファンは「どうしてこんなに似ているんだろう。やっていることもまるでスンニャンのようだ」と下働きのキ・スンニャンへの関心を子供っぽい行動で表した。

ひいてはキ・スンニャンを大殿の下働きとして指定したタファンは、スンニャンが自分に感謝の挨拶をしながら愛嬌を振る舞う姿まで想像しながら笑いを誘った。いたずら心いっぱいのタファンは、自分を無視しようとするキ・スンニャンを動揺させ、子供っぽいロマンスを披露した。

しかしチ・チャンウクが演じるタファンは、いつもこのように明るいだけではいられない人物だ。弟の死により皇帝の座に上がったが、権力戦いで負けたため操り人形のような立場にいるためだ。ヨンチョル(チョン・グクファン)の登場に不安がり、彼の娘タナシルリ(ペク・ジニ)とは心のない夜まで過ごさなければならないタファンは、それこそいくつもの顔を持っている。

チ・チャンウクはこのようなタファンの様々な姿を完璧に演じている。天真爛漫な顔でいたずら心いっぱいのタファンを演じると同時に、切ない涙でタファンの鬱憤をきめ細かく表現している。優れた演技力で女心をくすぐっているチ・チャンウクの歩みに、今後の成長がさらに期待される。