インテルのマッシモ・モラッティ会長と、インドネシアの実業家エリック・トヒル氏によるクラブ株式売却交渉は、いよいよ最終局面を迎えている。来週には、インテルの株式の大半が、モラッティ会長からトヒル氏の手へと移ることになるのだ。

20日、ミラノで開催されたリーグ会議に出席した各チームの会長や幹部たちは、インテルのオーナーが変わるというこのセンセーショナルな一件について、それぞれ意見を明かしている。

●アドリアーノ・ガッリアーニ(ミラン)
「モラッティ? 交渉が終わるのを待とう。たしか、イングランドでは、14クラブのオーナーがイングランド人以外じゃなかったかな」

●クラウディオ・ロティート(ラツィオ)
「モラッティは素晴らしい紳士で、情熱的だ。彼がサッカー界に残ることを願う。モラッティはロマンティックなサッカーのシンボルなんだよ。だが、サッカーはグローバルなものとなったんだ。もちろん、イタリアの経済危機が影響していることは確かだね。私はジェノアを売却したとき、15日間泣いていたよ。だから、心にインテルを持つモラッティの痛みや辛さは想像できる」

●エンリコ・プレツィオージ(ジェノア)
「モラッティのことは残念だ。本当に彼の愛ある行動なんだろうね。イタリアサッカーは偉大な人を失うことになる。イングランドには中東や中国、インドネシアの富豪たちが入っている。我々カルチョでも、外国人の投資は喜ばれるだろう」

●トンマーゾ・ギラルディ(パルマ)
「モラッティが去るのは残念だ。だが、イタリアは興味深いマーケットという意味でもある。悲しいが、ビジネスマンとしては、イタリアブランドへの喜びもあるね。経済的に世界への扉を開く文化は、大歓迎だ。ほかの国では以前からあることだよ」

●ジェームズ・パッロッタ(ローマ)
「セリエAで起きているのは、以前からプレミアリーグ、フランスリーグで起きていることだ。新たな投資家が関心を抱くということだね。トヒルがインテルに来るのは、サッカー全体、特にセリエAにとってポジティブな発展だ」