【華流】ドラマ&映画で大活躍! ウェン・シェンハオにインタビュー
大学時代にモデルとして活動し、関係者の目に留まって2005年に俳優デビュー。今やドラマ・映画に引っ張りだこの台湾の売れっ子俳優、温昇豪(ウェン・シェンハオ)。大ヒットを飛ばしたドラマのことや、今後の予定について聞いてみた。
学生を中心にした若者たちが好むアイドルドラマが主流の台湾テレビ界で、大人の視聴者の心をぐっとつかんだ『結婚って、幸せですか(原題:犀利人妻)』。シェンハオ演じた主役の瑞凡(ルイファン)は、仕事ができ妻と娘に愛を注ぐ模範的な夫だったが、妻のいとこ薇恩(ウェイエン)に惑わされ人生が狂っていく。「このドラマに出たことで、世の女性たちを敵に回しました。『敗犬女王(2009年)』ではいい人キャラの先輩役で好感度を上げたのに、一転。“許せない男!”と非難され、指をさされることもしょっちゅうありました」と苦笑したシェンハオ。「でも役になりきっていい演技ができてこそ、プロの俳優。このドラマは台湾のリアルな現実を描いたので、多くの人たちの共感や支持を得られたのだと思います」と、役者魂を忘れない。「結婚の向き不向きは人それぞれ。僕はいつか結婚したいけれど、家族を持つ意識や責任感が強く持てるようになってから考えたい。今は仕事が忙しすぎて、自分のことを考える余裕がないよ」と笑いながら、自身の結婚観を教えてくれた。
現在台湾で放送中の最新ドラマ『小資女孩向前衝〜Office Girls〜』も大人気で、「この作品はリラックスしながら見ることができるラブコメで、ヒロイン役のOLのがんばり度が見どころ。僕はフランス帰りのファッションデザイナー役で、優雅な大人の男性を楽しく演じています。でも同時に撮影している映画『候鳥來的季節』は、不妊症の妻を持つ夫役。テーマが重い深刻な作品でシリアスな演技を求められ、気持ちの切り替えや役作りに苦労しました」と売れっ子ならではの悩みを語った。
だが、人気に浮かれることなく「多くの人に知られるようになったので、その知名度を生かしてチャリティー活動に参加し、少しでも社会に貢献したいと思っています」と、ひたすら真面目で謙虚なシェンハオ。演技派として認められた現在、俳優としてのキャリアをしっかりと積み、また自分の可能性を広げたいという思いで2012年2月には、舞台劇『瘋狂偶像劇』に挑戦する。「来年は歌手デビューも目指したいんです。コンサートを開いたら、ファンのみなさんをもっと近くに感じることができるから。僕にはどんな歌が似合うのか、スタッフと相談しているので楽しみにしていてくださいね!」と目標を語ってくれた。今後ますます広がる活動に期待したい。(取材・文責:饒波貴子/撮影:TETSURIN)
