『ペンとパン』(著・黒岩比佐子)

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   日本初の編集プロダクションは、社会主義者・堺利彦が1910年に設立した『売文社』だった。その名のとおり、代筆や文章代理を営む会社で、社会主義冬の時代にあって、運動家たちの生活と連携を確保するのが最大の目的だ。この堺利彦と「売文社」に焦点をあてた新刊本『ペンとパン』(著・黒岩比佐子)が、2010年10月7日に講談社から発売され、話題になっている。

   本編では、堺の足跡をたどりながら、山路愛山、尾崎紅葉、有島武郎、幸徳秋水、大杉栄、山川均、和田久太郎らとの親交、また、夏目漱石や松本清張との意外な接点など、「売文社」の時代を中心に、さまざまなエピソードを盛り込んだ。

   「幸徳事件」(大逆事件)から100年の今年だからこそ読みたい長編ノンフィクション。単行本、450ページ。定価2520円。<モノウォッチ>

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