オランダ戦で日本の1点目を決めた中村(13番)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 ワールドカップには、誰もが並々ならぬ思いで臨んでいる。とりわけMFの中村敬斗は、この大会を飛躍のきっかけにしたいと強く望んでいるはずだ。

 スタッド・ドゥ・ランスが降格した昨夏、中村は移籍を望みながらもクラブに認められず、今シーズンは2部でプレーした。世界最大の舞台で活躍すれば、この夏の移籍につながるかもしれない。

 そして、オランダとの初戦でゴールを含む好パフォーマンスを披露したことは、その大きな後押しとなるかもしれない。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのニコロ・スキーラ記者が6月16日、自身のXで「スタッド・ドゥ・ランスのウインガー中村敬斗が、ここ数時間のうちに仲介人を通じてローマからオファーを受けた」と投稿した。
 
 同じく移籍市場に詳しいジャンルカ・ディ・マルツィオ記者も、25歳のアタッカーを称賛する。

 イタリアメディア『TUTTOmercatoWEB』によると、同記者はポッドキャストで「日本のナカムラがとても気に入った」と話した。

「サイド重視のプレーをするチーム、4−4−2や4−3−3のウィングとして、速くて強く、守備にも戻る。こういうタイプのウィングを探しているガスペリーニのようなプレーをするチームにとって、おそらく理想的な選手だ。だから、ナカムラがローマのサイド強化の候補リストに入っても驚きではない」

 ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督率いる強豪ローマは、来シーズンのチャンピオンズリーグに出場する。欧州最高峰の舞台に向け、ウインガーの獲得がうわさされているところだ。ディ・マルツィオ記者の発言を受け、ローマ専門サイト『SIAMO LA ROMA』は、「イタリアにサムライが?」と報じた。

 ワールドカップで得点をあげた中村に対する注目は高まりそうだ。ただもちろん、さらなる活躍がステップアップへの追い風となることは言うまでもない。グループステージ突破、初のベスト8進出、そして目標の優勝に向け、さらなる貢献に期待だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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