【教訓】新潟地震から62年 当時の教員と児童が語る「あの日」の記憶《新潟》
大きな被害をもたらした新潟地震から6月16日で62年です。新潟市の小学校では避難訓練が行われ当時の教師や児童が62年前の体験を子どもたちに伝えました。
新潟地震が発生した午後1時2分。
「ジリリリリリ…」
児童たちが一斉に机の下へ・・・身をかがめ頭を守ります
新潟市東区の桃山小学校では毎年6月16日に避難訓練が行われています。
1964年6月16日に発生した新潟地震。強い揺れと共に津波がおそったほか、広い範囲で液状化が発生し多くの建物に被害が出ました。
また、当時の記憶を語り継ぐ取り組みも行われています。
学校を訪れたのは地震発生当時の教師や児童です。
当時桃山小の1年生だった塩原昭夫さんはあの日の揺れをいまでも忘れないといいます。
塩原昭夫さん(当時小1)
「グラグラグラという揺れですよ。 びっくりしました。地震だかわからないよね、何が起きたかわからない。プールの水がこんなになって揺れてるんです。なんだこれはと」
6年生だった岩渕辰雄さん。避難したグランドからの光景を思い起こします。
岩渕辰雄さん(当時小6)
「当時は木造の2階建て校舎なので、校舎がゆらゆら揺れているような感じで見えた」
教員だった鍋谷總子さんは当時27歳でした。
鍋谷總子さん
「私は校内放送のマイクをとって職員室で。皆さんグラウンドに避難しなさいと言ったんですけど」
鍋谷さんをはじめ42人の教員は子どもたちを連れて避難したといいます。
鍋谷總子さん
「地震のあと、道路にできた大きな裂け目。そこから地下水が噴き出している、そういう中、余震が起きるたびにしゃがんで」
余震が続く中、浸水した道路を逃げたといいます。
3日かけて全校児童1388人を無事に保護者に引き渡しました。
男子児童
「話を聞いて改めて地震と津波の危なさがよく分かったので今後の生活に生かしたいです」
女子児童
「今日の避難訓練は、自分の命を守るために、練習だけど、練習って感じないで本番みたいに避難をしました」
災害はいつ起こるか分からない・・鍋谷さんは子どもたちに呼びかけました。
鍋谷總子さん
「どうか落ち着いてそして助け合って、たくましく頑張って自分の命を守ってください」
子どもたちは改めて自分の命を守る大切さを学んでいました。
