危機感を示した冨安。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 これが、ワールドカップの厳しさを知る男の言葉なのだろう。

 2026年6月7日(日本時間8日)、日本代表は事前キャンプ地のモンテレイでU-19日本代表とトレーニングマッチを行なった(完全非公開)。日本サッカー協会の広報によれば、試合形式は35分×4本で、森保ジャパンは鈴木淳之介と塩貝健人のゴールで合計2−1と勝利を収めた。

 翌8日、練習後の囲み取材に応じた冨安健洋は、トレーニングマッチへの向き合い方について次のように語った。

「まずしっかりと勝てたことが大きい。U−19が相手ということで軽く捉えちゃいけない試合でしたし。ワールドカップ前最後のゲームでしたから、ちゃんと口に出しながら『練習試合じゃないよ』というスタンスで臨めたので、結果にこだわってやることはできたかなと思います」
 
 「軽く捉えちゃいけない」「練習試合じゃないよ」こうした言葉からは、ワールドカップ前最後の実戦を決して消化試合とは考えていない冨安の覚悟が伝わってくる。そんなDFがワールドカップを戦ううえで重視していたのは“一体感”だ。

「正直、メンバー全員が同じタイミングでピッチに立つわけではない。その意思統一というか、もっとよりワールドカップに向けて『全体でやっていくよ』『締めていくよ』というところは、もっともっとできる部分だと思います。そこはナッシュビルに入って、これからより良くなるかなと。僕も含めてそういうところはもっと締めていきたい」

 冨安が求めるのは、良い雰囲気のなかでも緩みを許さない集団だ。ワールドカップ開幕が迫るなか、日本代表はここからさらにチームとしての結束を強めていくことになる。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長/現地特派)

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