機関銃を構えた米兵が乗る警備艇=9日(ヨコスカ平和船団提供)

 米海軍横須賀基地(横須賀市)は9日、横須賀港の提供水域内で機関銃による空包射撃を伴う警備艇訓練を実施した。訓練は11日までの午前9時〜午後4時に行われる予定。

 同訓練は2024年に初めて実施された。防衛省南関東防衛局によると、訓練は基地内の施設の警備を任務とする憲兵隊が施設警備体制の維持を目的として、警備艇を使い「仮想侵略船」への対処を行う。同水域内は民間船舶の通航が可能で、安全管理体制について米側から▽船舶同士の接触を回避するため安全監視員と担当教官の配置する▽射撃手の銃口は全て横須賀基地方向で民間船舶や市街地へは向けられない−ことを事前に確認しているという。

 同水域南側に位置するヴェルニー公園(同市汐入町)に職員を配置した市によると、射撃音は午前9時45分ごろから午後3時半ごろまで断続的に聞こえ、約1900発を数えたという。同公園からは午前9時半ごろ、警備艇2隻が目視でき、そのうち1隻には乗員が機関銃を構えていた。