[MOM5499]U-16日本代表FWオツコロ海桜(昌平高)_成長途上の大器がフランス相手に1得点1アシスト
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.5 U-16IND CUP第2節 U-16日本代表 3-1 U-16フランス代表 J ヴィレッジスタジアム]
「第1戦で途中出場した他の選手たちが結果を残している中で、自分だけ結果を残せてなかったので、今日は1得点1アシストの結果を残せて良かったです」
FWオツコロ海桜(昌平高)は、U-16フランス代表を3-1で破った試合の後で、そう言って笑顔を浮かべた。
3日に福島県で開幕した「U-16インターナショナルドリームカップ 2026 JAPAN」に出場したU-16日本代表は、初戦でU-16コートジボワール代表に3-2と逆転勝ち。続くフランスにも快勝して2連勝となった。オツコロは第1戦で途中出場、第2戦はセンターFWとして先発出場を果たした。
最初に輝いたのは28分に決まった2点目の場面だ。タイミング良く裏へと走り出すと、そのまま抜け出してクロスボールを右足で送り込む。
「良いボールが入ってきたので、自分は仲間を信じていたし、中の迫田くん(FW迫田凌和=大宮U18)が決めてくれたので良かったです」
このゴールが結局は決勝点になるのだが、試合の流れとして大きな意味を持っていたのは3点目だった。後半開始早々の3分、またしてもMF渡部直宏(東京Vユース)がスペースへ出したパスにタイミング良く合わせたオツコロが一気に抜け出す。
フランスの守備陣も対応していたがコンタクトプレーで撥ね付けてそのままペナルティーエリア内まで持ち込むと、最後は右足でフィニッシュ。角度のない位置だったが、鋭い弾道が見事にゴールネットを揺らした。
「自分の持ち味であるスピードとフィジカルの部分が光ったんじゃないかなと思います」と振り返る突破に加え、最後は「打ち切るところだと思っていた」という最後のシュートも“光った”ゴールだった。
その後のちょっと変わったゴールパフォーマンスは、今年4月にフランスで行われたモンテギュー国際大会で、U-16メキシコ代表と対戦したときにメキシコのFWがやっているのを見て、「その子が本当に凄くて、カッコ良かったのでやってみたいと思った」というものだった。
こういう振る舞いができるのも、余裕が出てきた証なのだろう。廣山望監督はオツコロについて「その時(4月のフランス遠征)に比べると昌平でスタメンの試合もあったり、だいぶ成長していると思います。自信を持ってプレーしている」と評価する。
本人も「フランスのCBは強さやスピード感が違う」と言いつつも、「自分の持ち味は相手のCBにも効いていて、最後は自信を持ってプレーできていた」と振り返る。
まだ身体的には発展途上の選手だが、本人も自覚を持ってさらなるスケールアップにも取り組んでいる。「寮に入ってから食事の量を増やそうとしたりもしていますし、身長も伸びました」と言うように、シンプルに縦にも横にも体が大きくなってきている。
現在の登録身長は178cmとなっているが、「もっと伸ばしたい!」とも言う。父である元ラグビー日本代表のオツコロ・カトニさんの選手時代の登録身長は187cmだったことを考えると、技術・戦術面だけでなく、“身長”にもまだまだ伸びる余地も残っているのかもしれない。
(取材・文 川端暁彦)
[6.5 U-16IND CUP第2節 U-16日本代表 3-1 U-16フランス代表 J ヴィレッジスタジアム]
「第1戦で途中出場した他の選手たちが結果を残している中で、自分だけ結果を残せてなかったので、今日は1得点1アシストの結果を残せて良かったです」
FWオツコロ海桜(昌平高)は、U-16フランス代表を3-1で破った試合の後で、そう言って笑顔を浮かべた。
最初に輝いたのは28分に決まった2点目の場面だ。タイミング良く裏へと走り出すと、そのまま抜け出してクロスボールを右足で送り込む。
「良いボールが入ってきたので、自分は仲間を信じていたし、中の迫田くん(FW迫田凌和=大宮U18)が決めてくれたので良かったです」
このゴールが結局は決勝点になるのだが、試合の流れとして大きな意味を持っていたのは3点目だった。後半開始早々の3分、またしてもMF渡部直宏(東京Vユース)がスペースへ出したパスにタイミング良く合わせたオツコロが一気に抜け出す。
フランスの守備陣も対応していたがコンタクトプレーで撥ね付けてそのままペナルティーエリア内まで持ち込むと、最後は右足でフィニッシュ。角度のない位置だったが、鋭い弾道が見事にゴールネットを揺らした。
「自分の持ち味であるスピードとフィジカルの部分が光ったんじゃないかなと思います」と振り返る突破に加え、最後は「打ち切るところだと思っていた」という最後のシュートも“光った”ゴールだった。
その後のちょっと変わったゴールパフォーマンスは、今年4月にフランスで行われたモンテギュー国際大会で、U-16メキシコ代表と対戦したときにメキシコのFWがやっているのを見て、「その子が本当に凄くて、カッコ良かったのでやってみたいと思った」というものだった。
こういう振る舞いができるのも、余裕が出てきた証なのだろう。廣山望監督はオツコロについて「その時(4月のフランス遠征)に比べると昌平でスタメンの試合もあったり、だいぶ成長していると思います。自信を持ってプレーしている」と評価する。
本人も「フランスのCBは強さやスピード感が違う」と言いつつも、「自分の持ち味は相手のCBにも効いていて、最後は自信を持ってプレーできていた」と振り返る。
まだ身体的には発展途上の選手だが、本人も自覚を持ってさらなるスケールアップにも取り組んでいる。「寮に入ってから食事の量を増やそうとしたりもしていますし、身長も伸びました」と言うように、シンプルに縦にも横にも体が大きくなってきている。
現在の登録身長は178cmとなっているが、「もっと伸ばしたい!」とも言う。父である元ラグビー日本代表のオツコロ・カトニさんの選手時代の登録身長は187cmだったことを考えると、技術・戦術面だけでなく、“身長”にもまだまだ伸びる余地も残っているのかもしれない。
(取材・文 川端暁彦)
