死亡が確認された大山賢二容疑者(42)※画像提供・兵庫県警

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 兵庫県たつの市新宮町の住宅で母親(74)と次女(52)が殺害された事件で、兵庫県警・たつの署捜査本部は6月4日、殺人容疑で公開手配していた大山賢二容疑者(42)が同3日午前、現場から南へ約13キロ離れた揖保川の支流(同市御津町)で遺体で見つかったと発表した。

 DNA型鑑定などから大山容疑者本人と特定した。

母娘の遺体発見翌日・5月20日に揖保川流域で撮影された大山賢二容疑者 この日から足取りが途絶えていた ※画像提供・兵庫県

 遺体で見つかった男性は、大山容疑者が身に着けていたのと特徴が似た白いライン入りの黒色ズボンを履いていたという。所持品はなく、靴も履いていなかった。
 司法解剖の結果、死亡推定日は5月20日ごろ。腐敗が進んでいたという。目立った外傷はなかった。死因は特定できなかった。

被害者・母娘が居住していた住宅(画像左)と約10年前まで大山賢二容疑者が居住していた空き家(同右)〈2026年5月31日撮影 兵庫県たつの市新宮町段之上〉
大山容疑者の自宅玄関〈2026年5月31日撮影 兵庫県たつの市新宮町段之上〉

 捜査本部は、捜索範囲を拡大していたが、大山容疑者の所持金が乏しく、公共交通機関で移動するのは困難との見方から、揖保川など事件現場周辺も並行して捜索を続けていた。

 兵庫県警は今後、容疑者死亡のまま殺人容疑で書類送検する方針。
 捜査幹部は、「容疑者が死亡したことにより、犯行動機など事件の真相解明が困難となったが、引き続き究明していく」と話した。