(※写真はイメージです/PIXTA)

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「上がっている株に投資すれば資産は増える」と聞くと、それができたら苦労しないと感じる方も多いでしょう。しかし、見極め方のコツをつかめば、決して難しいことではありません。本記事では、菅下清廣氏の著書『いまからでも間に合う 株で「1億円」をつくれ!』(徳間書店)より一部を抜粋・編集し、株を売買する際の適切なタイミングについて解説します。

まずは上がっている株を買う

今回は、「株式投資で1億円をつくる」がテーマです。今回の資産インフレによる戦後7回目の大相場なら、1億円はけっして夢ではありません。 

では、株をどう運用すれば1億円がつくれるのか。その方法について、本章で具体的に説明します。 

一番簡単なのは、上がっているものを買うということです。株の銘柄でも上がっているものを探さなければいけません。 

しかし、上がっていると株価が高くなる。買ったとたんに下がることが多い。上がっている勢いが本当に続くのかどうかわからないから、なかなか買えないことが多い。 

そこで、上がっているものを探す方法をお教えします。 

「継続は力なり」毎日チャートをみるべし!

株式相場のデータについては、毎日、上昇率ランキングが出ています。私自身が毎日、上昇率100位から200位までの株を見ています。引け値ベースはもちろん、取引途中のザラ場でも、時間のあるときは常に見るようにしています。 

このランキングは、SBI証券でもヤフー・ファイナンスでも、スマホで見ることができる。5分で見られるから時間もほとんどかかりません。

レッスン1は、上位100位でいいから、最初は毎日上がっている銘柄を見ることです。 

毎日見ていると、一時的に上がっているだけではなくて、価格上昇が続いている銘柄がわかってきます。このランキングに頻繁に顔を出している銘柄がある。まず、これにねらいを定める。 

その中に、「よくこの会社が出てくる」という銘柄が、けっこうある。そうしたら、その業績はホームページや『四季報』を見るだけでいい。

私は業績なんかほとんど調べません。波動で判断しているから。よく上がっている銘柄をピックアップしてそれを買う。 

株を買う場合、まずチャートを見て確認する。だから、チャートの勉強もしなければいけません。そのチャートも、チャートの知識はあっても実戦で活用している人は少ない。 

実戦でどういうふうに活用するかというと、株価が上がっているときのチャートの形を見て、買いなのかを判断する。

もちろん、株価が下がっているときも、押し目買いなのか売りなのかがチャートで判断できる。この判断には、チャートのレッスンをしなければいけません。 

3回くらいに分けて見極めながら買うのが買い方のコツ 

まずは、よく上がっている銘柄にねらいをつけて買っていく。そして、その買い方にコツがあります。 

Aという銘柄を買うのに予算が100万円なら、100万円でぽんと買ってはだめです。まず打診買いを入れてみる。

例えば、100万円を3回に分けて30万円、30万円、40万円と買ってみる。というのは、株価の動きを買って、その後、強いか弱いかを見るわけです。 

強い株は自分が買った後、上がります。弱い株は自分が買った後、すぐ下がる。普通の人は、株価が下がったらナンピン買いをすることが多いですが、これはだめです。 

最初に30万円で買った株がすぐ下がったら、その後は買わないで様子見です。下がったままで株価がうろうろしているのなら追加で買わない。

上級者は早めに損切りしますが、初級者はじっと我慢する。そして塩づけにする。これがワースト(最悪)な展開です。 

売買のタイミングはチャートの足を使い分けて見つける

年足、月足、週足、日足の違いについて、簡単にここで説明しておきましょう。 

日足や週足は、比較的短期的な動きが反映されている。月足、年足は長期の動きです。日足、週足を見るのが、普通です。 

株価の動向を表すロウソク足チャートにはさまざまな種類がありますが、普通によく使われる代表的なチャートは、「日足」「週足」「月足」の3つです。私はだいたい日足を見ています。 

この3つの足のうちいちばん長期なのが、月足で、日足や週足よりも長期の相場動向を把握するのに適していると言えます。3つのチャートを、値動きを確認したい期間に応じて、使い分けることが大切です。 

まず長めのチャートを見て、それから短期のチャートを見るというのが普通の使い方になります。

まずは月足・週足といった長期チャートで大まかなトレンドを確認。短期の日足チャートで売買タイミングを探るという具合です。

菅下 清廣

スガシタパートナーズ株式会社

代表取締役社長