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 ◇ナ・リーグ ドジャース4―1ロッキーズ(2026年5月27日 ロサンゼルス)

 【伊東勤 視点】相性のいいロッキーズ・菅野との対戦。打席のドジャース・大谷には余裕があった。初球のスプリット。相手が何で入ってくるかと見極めようとする見逃し方だった。大谷はどの球種でもタイミングを合わせられるだけの自信があったと思う。3球目、外を狙った直球が甘く入ってきた。大谷は見逃さない。しっかりと自分のポイントまで引きつけて捉えた。菅野は速球で懐を攻めてくる投手ではない。緩い変化球を意識しながらセンターから逆方向という意識を持ってバックスクリーンまで運んだ。

 投球では死球の影響からか、直球も、スイーパーも抜けたり引っかかったり安定しなかった。だが、勝負どころで出力を上げ抑えにかかった。1点差に迫られた4回2死二塁。トーバーには全て低め直球で3球三振を奪った。結果的に無安打。球数が増え6回で降板せざるを得なかったのが心残りだろう。

 菅野も大谷の第2打席では狙いを外し直球で見逃し三振に抑えるなどうまさを発揮。先発として責任は果たしている。ベテランの頑張りに期待したい。(スポニチ本紙評論家)