ゴール寸前でアウストロを差し切ったイグザルト(9番)

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 第9回プラチナC・S3は5月27日、浦和競馬場で古馬13頭が1400メートルを争った。5番人気のイグザルトが外から力強く伸びて、ゴール前でアウストロを首差とらえた。重賞2勝目を挙げ、さきたま杯・Jpn1(6月24日、浦和)とスパーキングサマーC・S2(8月19日、川崎)への優先出走権を獲得した。1番人気のジョージテソーロは6着だった。

 直線外から鋭く伸ばし、きっちり差し切った。イグザルトは道中5、6番手の中団での競馬。「2、3番手が理想だと思っていた」という荒山勝徳調教師のプラン通りとはいかず、砂をかぶって嫌がる素振りも見せていたが、直線で外に持ち出されると一閃。「かわせ!」と声が出たというトレーナーの期待に応え、前で粘るアウストロを首差とらえた。

 初コンビで見事に大役を果たした矢野貴之騎手は「スタートを出てくれたので、前めで運べた。直線で力強い脚を使ってくれたのは気持ちよかった」と快心の勝利に満面の笑みを見せた。次走はオーナーと相談のうえ、馬の状態を見て決められる。

 ◇イグザルト 父ドゥラメンテ、母インドリヤ(父ストーミーアトランティック)。小林・荒山勝徳厩舎所属の牡7歳。北海道日高町のシンボリ牧場の生産。通算40戦7勝(うちJRA26戦3勝)。総獲得賞金は1億3410万1000円(うちJRA7724万1000円)主な勝ち鞍はフジノウェーブ記念・S3(25年)。馬主は青山洋一氏。

 笹川翼騎手(アウストロ=2着)「逃げた馬が意外に早く下がって先に前に出るような形になり、仕掛けどころが難しくなった。初めて乗ったがすごくいい馬だし、かみ合えばいつでも重賞でやれる力はある」

 本橋孝太騎手(ヴィクティファルス=3着)「少し馬を気にするところはあったけど、気になるのはそこぐらい。距離はこれぐらいが良さそう」

 和田譲治騎手(フルム=4着)「勝ち馬が3角からペースを上げてそこで持てなくなったが、悪い競馬ではなかった。現状はワンターンの方が良さそう」

 本田正重騎手(ストライクオン=5着)「1角で不利があったり、少しチグハグだった。1400メートルがベストではないが、それで5着にきているから力はある」