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高性能のPHEVシステム搭載

BYDは今年後半、欧州向けラインナップに7人乗りプラグインハイブリッドSUV『Ti7』を追加する。人気の高いランドローバー・ディフェンダーへの対抗馬となるだろう。

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Ti7は、サイズ的にはディフェンダーの110と130の中間に位置し、BYDが新たに開発した高性能の「DM-p」パワートレインを採用する。


BYD Ti7    BYD

このパワートレインは、ターボチャージャー付き1.5Lガソリンエンジン、2基の電気モーター(前後に1基ずつ)、および35.6kWhのリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーで構成される。

英国仕様の詳細はまだ明かされていないが、BYDは0-100km/h加速タイムを4.8秒、電気のみでの航続距離を127kmとしている。

スクエアで厚みのあるTi7のスタイリングは、ディフェンダーやトヨタ・ランドクルーザーといった伝統的なSUVを彷彿とさせる。角ばったエッジとトランクに搭載されたスペアタイヤホルダーが特徴だ。

モノコック構造で日常志向のクルマ

英国ではBYDブランドから販売されるが、実質的には今年後半に投入予定のデンツァ『B5』の大型版にあたる。

本国中国では、B5とTi7の両モデルとも、BYDの若者向け高級ブランドであるファンチェンバオ(方程豹、Fangchengbao)から販売されている。


BYD Ti7    BYD

Ti7がデンツァとして販売されない理由について、BYD UKの広報担当者はAUTOCARに対し、ボディ・オン・フレーム構造のB5はオフロード車として構想されたが、モノコック構造のTi7は必ずしもオフロード性能を必要としない購入者を対象としているためだと説明した。

中国では、Ti7にはBYDの急速充電技術「フラッシュ」に対応したバッテリーEV版も用意されており、最大1500kWの充電が可能だ。

英国では今年、こうした急速充電器300基のネットワークが整備される予定だが、EV版のTi7が英国市場に投入されるかどうかは定かではない。

Ti7の価格は数週間以内に発表される予定だ。最高価格5万9025ポンド(約1260万円)の電動SUV『シーライオン7』を上回る、BYDのフラッグシップモデルとして位置づけられる可能性が高い。

7月に開催されるグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、Ti7が英国デビューを果たす可能性もある。BYDは過去2年間、同イベントで大きな存在感を示してきた。