家事・育児を学ぶ「育てるパパプログラム」会社が共働きを応援 福岡
男性の育児休業の取得率は、国の調査で2024年度に初めて4割を超え、上昇を続けています。その「育休」や「共育て」をさらに有意義なものにするために、家事・育児を学べる研修プログラムが福岡の企業で始まりました。
福岡市で5月24日に開かれた料理教室。受講者は男性のみで、全員「育児休業」取得を予定しています。
■受講者
「7月に子どもが生まれるということがあって、1人目で全く分からないところからなので、こういうプログラムを利用して、できるだけ多くの知識を得られればいいかなと思っています。」
今回の料理教室は、その一環として開かれました。
プログラムでは、基本的な料理スキルを身に付ける料理教室のほか、新生児のもく浴や離乳食の調理など、実技を交えた研修が行われます。
共働きの行員が増えてきたことから、ふくおかフィナンシャルグループは福利厚生の一環としてこのプログラムの導入を決めました。
■FFG 人事部・柴田菜美さん
「まずは、ママしかできない家事・育児を作らないことが大事だと思っていますので、男性側への継続的な家事育児参画の支援というところで、今回導入しました。」
住宅メーカー、積水ハウスが行った調査によりますと、育児休業を取得した男性のうち、半数以上が「何をすればいいのか分からない」と手探り状態のまま育休に入っていました。
そうした結果、女性のおよそ40パーセントが、夫は「育休を取っただけ」と感じたと回答しています。
研修には、福岡銀行の行員と行員の配偶者、合わせて10人が参加しました。
ことし9月に第1子が誕生予定というこちらの男性は、普段から料理をしているということですが、見学に訪れていた妻に話を聞くと。
■受講者の妻
「男料理って感じなので、普段が。こういう手順を勉強させてもらって安心感が。」
■受講者
Q.狙った厚さになりましたか?
「なりました。なったということにしておきます。」
この日のメニューは、ポテトサラダとみそ汁、しょうが焼きです。
タレも既製品ではなく、調味料の分量をしっかり量ってイチから作ります。
■講師
「熱々にしすぎると(肉を)入れた時にバチバチバチって飛びますので。」
タレに漬け込んだ肉がフライパンに。香ばしい匂いが立ちこめる中。
■受講者の妻
「味見したい。」
お昼どきともあって、空腹を刺激されたこちらの女性。
自身は福岡銀行に勤めていて、研修を受ける配偶者は別の企業に勤めているといいます。
■受講者の妻
「夫が他社でも受けていいという話だったので。会社が共働きを応援してくれているという意味だから、ありがたいと思います。」
肉が焼き上がり、教室側が用意してくれたご飯をよそって、料理が完成しました。そのお味は。
■夫婦
「お店の味みたいで、おいしいです。ありがとうございます。」
「うれしい気持ちでいっぱいです。」
こちらの夫婦も、満足な出来だったようです。
■夫婦
「200点です。ご飯が進みそうな味で、おいしいです。」
「レシピがあるので、これからも作ろうと思います。」
「毎日、しょうが焼きになるの?」
共働きが当たり前になる世の中で、子育ても「手伝う」から「共に育てる」が当たり前になるように。
企業のサポートも広がり始めています。
