最上級の「ムーヴ RS」どんなモデル?

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最上級の「ムーヴ RS」どんなモデル?

 ダイハツの主力モデルである「ムーヴ」が、2025年6月に7代目へとフルモデルチェンジを果たし、発売以来、好調なセールスを記録するなど、市場で高い評価を受けています。

 この好調の背景には、ムーヴが歩んできた歴史と大きな仕様変更があります。

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 1995年の初代誕生以来、ムーヴは日本の軽自動車市場を牽引するトールワゴンとして定着してきました。

 しかし、近年はより背の高いスーパーハイトワゴン(同社のタントなど)に市場の主役を譲る形となっています。

 そこでムーヴは、歴代で初めて利便性の高いスライドドアを採用。これが、「スライドドアは欲しいが、スーパーハイトワゴンほどの背の高さや車重、高価格は避けたい」と考えていた層のニーズを的確に捉え、見事なヒットへと繋がりました。

 現行ムーヴのグレード構成は、ベーシックな「L」、実用的な「X」、NA(自然吸気)の上級グレード「G」、そしてターボエンジンを搭載した最上級の「RS」という4種類です。

 全体的に装備に対して良心的な価格設定となっており、廉価グレードのLは135万8500円(消費税込、以下同)から、最上級のRSでも189万7500円から(いずれもFF/CVT)に抑えられています。

 昨今の軽自動車市場では200万円を超える車種が増えている中、この価格帯にとどめた点は大きなメリットといえるでしょう。

 そして、このラインナップの中で、今最も注目すべき買いのグレードが、ターボ搭載の最上級グレードであるRSです。

 価格をベースに比較すると、NAの最上級グレードのG(171万6000円)とRSの差額は18万1500円。この18万円強の差額だけで、RSは64馬力の力強いターボパワーに加え、15インチアルミホイールや専用サスペンション、本革巻きステアリングなどが装備されます。

 さらに、Gではオプションとなる「全車速追従機能付ACC」や「レーンキープコントロール」といった高度な運転支援システムまで、RSには最初から標準装備されており、オプション代を上乗せしたGと比較すれば、実際の価格差は数万円レベルにまで縮まる計算です。

 これほど充実した装備が20万円弱の差額(オプション込ならほぼ同等)で手に入るため、RSを選ぶ価値は非常に高いといえます。

 ユーザーからも「スライドドアを装着しながら価格を抑えた点に好感が目てる」、「ターボの加速により、信号待ちからの発進でも不満はない」、「RSは全体の質感も高い」いった高評価が寄せられており、満足度の高さがうかがえます。

 さらにRSを推奨するもうひとつの理由は、現行ムーヴが従来の迫力あるカスタム路線を廃止し、クリーンでベーシックなデザインへ一本化した点にあり、「外観はシンプルでありながら、走りも快適性も最上級」というRSのパッケージングは、現在の市場のトレンドにも見事にマッチしているといえそうです。

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 スライドドア装備に伴う重量増という懸念点についても、ターボエンジンのパワーで十分にカバーされており、将来的なリセールバリューの面でも有利に働きます。

 適度なドレスアップで上品さを保ちつつ、十分な動力性能と高い使い勝手を備えたRSは、現行ムーヴの中で最も満足度の高い選択肢といえるのではないでしょうか。