過去一激戦! AirPods Max 2 vs. Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)どっち買うか決められない!
去年の秋に発売されたBose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)。今月発売されたばかりのAppleのAirPods Max 2。どちらもANCワイヤレスヘッドホンであり、どちらも第2世代。どちらもバッチバチのギッチギチのガッチガチに音とANCがいい史上最高峰ヘッドホンであります。
…どっちの方がいいのかな。買うならどっちかな。
米Gizmodo編集部が比較してみました。ただし、あくまでアメリカ市場での比較。というのも、日本市場は両者の価格差が大きいからです。
AirPods Max 2の米価格は初代から据え置き549ドル。Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)は449ドル。価格差は100ドル。一方で日本市場では、AirPods Max 2は8万9800円、Boseは5万9400円で、日本市場は非常に価格差が大きくBoseが価格面でさらに有利になります。
それを踏まえて、米Gizmodoの比較をどうぞ。
オーバーイヤーのヘッドホンは好き嫌いがわかれます。イヤホンほどターゲット層は広くないでしょう。が、もし、ヘッドホン派でANC必須という人がいたら、いま検討すべきはこの2モデル。AppleのAirPods Max 2かBose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)。もちろん、3万円くらいで質のいいANCヘッドホンはたくさんあります。が、トップ・オブ・トップが欲しいんだ、予算ならある!というなら、間違いなくこの2つのどちらか。
Apple、Boseというブランドの名の恥じない、いや、ブランドの名に頼らなくてもいいほどのクオリティなのです。
デザイン
両者最大の違いがデザイン。
単純にAppleの方がデカいですね。また、イヤーカップがメタルなことで、ビジュがいい反面重い。Appleは386グラム、Boseは264グラム。この重さの差は、とくに長時間使用する人にとっては大きい。後述しますが、当然装着感に影響します。イヤーパッドは両者ともに取り外し可能。Appleはメモリーフォームをメッシュで包み、Boseはメモリーフォームをフェイクレザーで包んでいます。
機能的デザインでは、AppleにDigital Crownがあるのが大きい。これを操作することで、音量・再停止・曲スキップが可能です。右イヤーカップにはノイキャン切り替えボタンあり。一方で、Boseは右イヤーカップのボタンで再停止やノイキャン切り替えを、イヤーカップのタッチ操作で音量を調整します。
操作という点では、AppleのDigital Crownとボタンのミックスが直感的で扱いやすい。ただし、デザインでいうとAppleは個人的には若干やりすぎ感あり。あと重い。ヘッドバンド部分をメッシュにして軽量化を頑張っているとはいえ、まだ重い。頭に装着するので、軽いは正義。
勝者:Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)
サウンド
どちらもいい。どちらを選んでも圧倒的に音がいい。それでもどっちかを選べと言われたら…、Appleです。もちろん、両者の間には価格差があり、この価格差が音の差になっているのかもしれませんが、それにしてもAirPods Max 2の音はよすぎる。ヘッドホンでは最高峰。
比較するために交互に使って、ピンク・フロイドの「Fearless」をフルで聴いてみました。違いを感じたのはサウンドステージ。Appleの方がサウンドステージが広く、1つの1つの音域がそれぞれしっかり出ていると感じました。初代のAirPods Maxも音が素晴らしかったですが、そこからもう1段上がっています。初代ユーザーで買い替えを検討しているなら、第2世代となるAirPods Max 2で間違いないです。
勝者:AirPods Max 2
装着感
AirPods Max初代のウリは、ANC、サウンド、外部音取り込みモードであって、装着感はそこに入ってはいませんでした。これは後継機となるAirPods Max 2も同じ。ゴツめでデカめで、装着感がいいとは言い難いです。
一方で、Boseはまず軽い。そしてフィット感がいい。ヘッドホンなので、イヤホンと違って「着けてる感じがしない!」なんてのは無理ですが、それでもAirPods Max 2と比べると装着感がずっと軽い。クッション感が非常にいい。1日つけていても疲労しないと思います。
勝者:Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)
バッテリー&機能
両者ともにヘッドホンバッテリーもちの記録更新とまではいきませんが、多くの人の使用状況に耐えられるほどにはもちます。BoseがANCありで30時間、Appleは20時間。
機能面では、両者ともに、空間オーディオ、適応型ANC、外部音取り込みモードと現代で必要なものは網羅。ただし、Appleの外部音取り込みモードは初代から非常に高い評価をうけており、その自然な音が魅力です。Boseにも「Aware Mode」として外部音取り込みモードがあり、これも悪くないけどAppleには劣ります。
その他、Appleにはライブ翻訳機能や会話検知機能(ユーザーが会話していることを検知し、自動で曲の音量を下げたり、外部音を強化したりする)があります。
機能は使う使わないも大きいし、バッテリーとのバランスを考えると…。
勝者:引き分け!
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
アクティブノイズキャンセリング(ANC)もかなり逼迫した戦いです。Bose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)は、昨年10月の発売以来ANCヘッドホンでは僕の中でトップに君臨してきました。ヘッドホンはたくさんレビューしますが、コイツが絶対的トップ。そこにやってきたのが、ANCを最大のウリとするAirPods Max 2。ANC性能は初代の1.5倍。これ、聞くとわかりますが、大袈裟じゃなくて、マーケティングじゃなくて、本当に初代の1.5倍を肌で感じられます。
両モデルともに、騒音の激しい地下鉄での使用で十分力を発揮。申し分なし。AirPos Max 2を飛行機で試す機会はまだないものの、Boseはテスト済みで快適な空の旅を提供してくれています。
どちらも素晴らしい。どちらもアクティブノイキャンの力すごい。すごいすぎて…。
勝者:引き分け!
総合評価
いま市場にあるANCワイヤレスヘッドホンで間違いなく2トップに立つAirPods Max 2とBose QuietComfort Ultra Headphones(第2世代)。どちらを選んでも後悔することはないでしょう。カテゴリー別では引き分けもあり、勝ちの数ではBoseです。が、そこはやはりヘッドホンなので勝負の重要度でいえば、音。
初代からさらに進化した圧倒的な音の良さと機能の多さで、総合評価はApple AirPods Max 2の勝ちとします! 100ドルの価格差があるものの、価格差だけ音と機能が上だと思えばありです。
とはいえ高い。特に日本市場だといくらなんでも高すぎる。ゆえに、予算がある場合のみ勝者はAppleとします! お財布に無理をさせないという制限をかけるならBose。Boseでも後悔することはないです。ただ、音が、とくにサウンドステージが少し劣るというだけのこと。
勝者:AirPods Max 2(条件あり)
Source: Apple, Bose

