小嶋陽菜のブランド運営会社「heart relation」全株売却で個人の譲渡額約18億円 かつては神7の傍ら“おバカ路線”
複数のアパレルブランドを展開する株式会社yutoriは13日、元AKB48でモデル・実業家の小嶋陽菜が代表取締役CCOを務める「株式会社heart relation」の全株式を取得し、完全子会社化すると発表。yutoriが同日開催した取締役会で決議し、同日に契約締結。今月末付で100%子会社化する。
yutoriは、「本新株式発行は、heart relationの株式に係る譲渡の決済として、本件譲渡代金債権の一部(1億1663万3600円分)が小嶋氏から当社に現物出資され、当社は当該現物出資に基づき第三者割当の方法により小嶋氏に対して本新株式を発行するものです。現物出資されない本件譲渡代金債権に関しては、当社は現金にて支払います」とし、「heart relationの代表取締役である小嶋氏に対し、本新株式を発行し、当社株主となっていただくことで、当社グループへの経営参加意識をより高め、当社グループの業績拡大へ寄与していただけることを期待しております」と伝えている。小嶋が保有株式の譲渡により受け取る対価は約18億2000万円だ。
小嶋は自社株を売却し、今後はyutori社の傘下に。小嶋の会社のメーン事業は「Her lip to」という2018年に設立したアパレルブランドで、設立当初は実店舗を持たず、ECのみの展開から自身が着用し宣伝していた。商品は少量生産で人気があってもシーズン売り切りが多く、在庫を持たないことを徹底しているという。
AKB時代はおバカキャラ
1期生としてAKB48に加入した小嶋はビジュアル的にもトップクラスといわれ、バラエティー力も高かった。その原点となるのが2013年4月に放送された伝説のフジテレビ系バラエティー番組「めちゃ×2 イケてるッ! スペシャル」でのひとコマだろう。AKB48のメンバーらは、「AKB48どっきり受験 抜き打ち期末テスト」と銘打たれた番組企画で抜き打ち学力テストを受験し、多くの珍回答を披露した。
数学での足し算で「99+98+97+96+95+4+3+2+1」の問いに小嶋が、「一番最初と最後の数字を外側から順に足していくと、すべて100になる」と自信満々に回答した。だが、最後に中央の「95」を足し忘れ、「(足し合う)ペアがいなかったから」とトンチンカンなコメントを発し、“おバカ路線”を発揮した。
神7のメンバーとして一世風靡(ふうび)するも2017年にAKB48を卒業し、その後自身のセンスを生かした同ブランドを設立。国内外総フォロワー数1000万人を超える自身のSNS等でも、積極的に情報を発信し、事業を拡大していった。
2024年9月のニュースサイト「日刊ゲンダイDIGITAL」(株式会社日刊現代)では、小嶋の才能を早くも見抜き「ビジネスセンスには目を見張るものがある」と伝え、「大抵のタレントが周囲の大人にのせられ、在庫過多になってブランドが消えてゆく中、とにかく堅実。アパレルを熟知し、デザインも経営も彼女の信念が随所に行き届いているから今回の成功につながっている。経営手腕は本物です」と称賛する“アパレル関係者”の話を掲載している。
小嶋の飛躍にネット上では、「AKB時代からおしゃれではあったけど、こじはるがこっち方面に進んでしかもこんなに成功するとは思わなかったな」「アイドルがはじめたブランドでここまで続いてるのすごいよね」「AKB48では一番の勝ち組」といった驚きの声が上がっている。
近年は、セレブのイメージを醸し出す小嶋。冒頭の株式譲渡で正真正銘のセレブ入りを果たした結果になった。プライベートにも磨きがかかり、ますます目が離せない。
