ネガティブな言葉こそ外に出すべき!心の毒を「一言ノート」で浄化するマインドフルネス習慣【感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング】
一言ジャーナリング「感情について書いてみる」
「自分で自分の気持ちがわからない」という人は意外と多いものです。忙しさに追われていると、感情や感覚は後回しにされ、麻痺してしまうからです。
ですから、いきなり「悲しい」「うれしい」「怒っている」といった、はっきりした言葉が見つからなくても構いません。まずは、「モヤモヤ」「スッキリ」「どんより」といった、擬音語や擬態語などの感覚の言葉から始めてみましょう。
天気に例えて「快晴」や「曇り」、もしくは「どしゃ降りの大雨」のように表したり、色に例えて「真っ黒」「スカイブルー」のように表してもよいでしょう。
心の中にある形のない空気に、一言で「ラベリング(名札づけ)」するだけで、不思議と気持ちは落ち着きます。「イライラしているんだな」「焦っているんだな」。そう認めることは、感情という荒波に飲み込まれず、客観的に眺めるための第一歩です。
ポジティブな言葉である必要はありません。むしろ、ドロドロした言葉こそ、受け止めて、外に出してあげる必要があります。
思考を止め、胸に手を当てて、何となく思い浮かんだ単語を書いてみてください。正解はありません。「何か嫌だ」という一言でも、それは立派なあなたの本音なのです。
【出典】『感情を手放してラクになる デトックス・ジャーナリング』著:長沼睦雄
【著者紹介】
長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長・精神科医。昭和31年生まれ。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て神経内科を専攻し、北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了。その後、障害児医療分野に転向し、道立札幌療育センターにて14 年間児童精神科医として勤務。平成20 年より道立緑ヶ丘病院精神科に転勤し児童と成人の診療を行う。平成28 年に帯広にて十勝むつみのクリニックを開院。急性期の症状を対症療法的に治療する西洋医学に疑問を感じ、HSP・アダルトチルドレン・神経発達症・発達性トラウマ障害・慢性疲労症候群などの慢性機能性疾患に対し、「脳と心と体と食と魂」をつなぐ根本治療を目指す統合医療に取り組んでいる。
『敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本』『繊細で敏感でも、自分らしくラクに生きていける本』(共に永岡書店)、『子どもの敏感さに困ったら読む本』『10 代のための疲れた心がラクになる本』(共に誠文堂新光社)、『その、しんどさは「季節ブルー」』(日本文芸社)など著書多数。
