岡崎徹&ひし美ゆり子夫妻、結婚の決め手は『ある一言』 54年前に出会った“アマゾン”と“アンヌ”の秘話
『仮面ライダーアマゾン』などで知られる俳優の岡崎徹さん(77)と、『ウルトラセブン』で“アンヌ隊員”を演じ人気を博した、ひし美ゆり子さん(78)にインタビュー。出会いから半世紀以上を経て、去年夫婦となった2人に、結婚に至ったきっかけや、移住先である熊本・芦北町での暮らし、今後の夢などについて聞きました。
岡崎さんは4月4日、都内で開催された『「Michi Yamatoのガチトーク!」岡崎徹 “海と夢を超えて”』に出演。MCを務めたのは、ハリウッドの仮面ライダー『マスクド・ライダー』のアクションを担当した大野剣友会OBのMichi Yamatoさん。ゲストとして、岡崎さんの妻・ひし美さんと、『新 仮面ライダーSPIRITS』などで知られる親交のある漫画家・村枝賢一さんが登場しました。
■特撮レジェンド夫婦にインタビュー イベントでは華麗なアクションも

――会場には熱心なファンが集まっていますが、本日のイベントを迎えて心境は?
岡崎:あまり緊張もしないし、打ち合わせもほとんど好きじゃないし、ぶっつけ本番で常にやってますんで、あまり心境っていうのはピンとこないですね。
――イベントで披露するアクションも、リハーサルをせずに挑まれるのでしょうか?
岡崎:あれぐらいのアクションだったら、何も練習しないでも大丈夫ですかね(笑)
■元ヒーロー&ヒロイン 話題となった“熟年婚”のきっかけ

岡崎さんとひし美さんは2025年4月に結婚することを発表。“アマゾン”と“アンヌ”として親しまれた、特撮の元ヒーロー&ヒロインによる“熟年婚”として話題となりました。同年5月23日には熊本・芦北町で婚姻届を提出し、現在も芦北町で暮らしています。
――そもそも、結婚したきっかけは?
岡崎:去年は76歳だったのですけど、それまで一生結婚するなんてことを考えていなかったんですよ。かといって独身主義でもなかったんですけど。結婚自体にものすごく責任があることなんだなってことを考えると、結婚なんて踏み切れなかったんです。彼女が全てイニシアチブをとったというか、彼女のペースで全て進みましたね。
――プロポーズは、どちらから?
岡崎:特別、プロポーズってことはないんですけど、「一緒に住もうか」と。
ひし美:ただ「一緒に住むんだったら私、籍入れないと嫌」って。若い頃って、そうだったじゃない。若いつもりで言っちゃった、間違って。失敗した!(笑)
岡崎:絶対失敗しているよ(笑)
ひし美:失敗したってよく言われるの(笑)
■結婚の決め手はここにあり! ひし美さんの『ある一言』

――結婚に至った決め手とは?
ひし美:一緒に住むんだから、大人なんだから別に籍入れようが入れまいがいいんですが、私がバカみたいなこと言っちゃって、何か若いつもりでいたので「籍入れないとマズイよ」って(笑)
岡崎:彼女から電話がかかってきて、結婚という形になる前に。1年ぐらい前から、20年くらいお付き合いしている漫画家の村枝賢一さんが芦北の出身で、芦北へ戻られてお仕事されているっていうことで、先生の住んでいる芦北はとっても魅力的なところなんですよ。“あそこに将来は住みたいな”というのがありまして、先生の方からお誘いがあって「こっち(芦北町)へ移住しないですか?」って。こっち(芦北町)へ移住するつもりでおったものですから。
ひし美:その矢先に私が電話しちゃって。
岡崎:彼女も田舎志向がめちゃくちゃ強くて。
■岡崎さんは当時76歳で初婚 実は“ある人物”に背中を押され…

ひし美さんはトークショーで、返事を「2日ぐらい待たされた」と暴露。これに対し岡崎さんは「私も本当に一生独身で通すつもりでおったもんですから、ちょっと逃げを打ったんですよ。男らしくないね。本当に恥ずかしいですよね」と、照れくさそうな表情で振り返りました。
岡崎さんが“逃げを打っていた”というエピソードに、会場は笑いに包まれました。さらに、自身のファンクラブ『徹交会』でお世話になっている会長の村枝さんに相談し、許可を取らなければ結婚できなかったという秘話も披露されました。
その村枝さんは、「そんなことは自分で決めてください」と会場の笑いを誘いながら、「半分パニックになりつつも、何も悪い話じゃないという判断で、“いい話じゃないですか”と思った」と、当時の心境を語りました。こうしたやり取りを経て、岡崎さんはひし美さんとの結婚へ、決意を固めたといいます。
■岡崎さんは2026年1月、腎臓がんで片方の腎臓を摘出

また、岡崎さんは今年1月、腎臓がんのため片方の腎臓を摘出したことを発表。2月に退院したことを報告していました。
岡崎:(摘出したのは)左ですね。これがね、大きい方の腎臓だったんですよ。残ってるやつが小さい。主治医の先生に「これ小さい腎臓で、俺は生きていけるんでしょうか」って(聞くと主治医が)「あぁ大丈夫です」って。
ひし美:心配はしましたけど、私が心配してもね。もうお祈りするだけですよ、神に祈るのみ。
■熊本・芦北町でカフェ店長「交流していくってことが一番自分の励み」

そんな岡崎さんは村枝さんとともに去年11月、熊本・芦北町で『画廊cafe THOR(ギャラリーカフェ トール)』をオープンさせました。自家焙煎(ばいせん)のコーヒーや、こだわりの日替わりカレー、芦北のスイーツなどを通じ、地元の人や訪れた人との交流を深める場となっています。
――体力を維持する秘けつは?
岡崎:今お店をやっておりますから、来てくれたお客さんともっともっと深く交流していくってことが、一番自分の励みになるんじゃないかなって考えております。
■2人が描く、今後の“共通の夢”「健康で長生き」

――今後の夢を教えてください。
ひし美:このままで、長く健康でいたいです。
岡崎:健康で少しずつ長生きしつつ、(芦北町は)小さい町で1万4000人弱ぐらいの町ですので、少しでも町に貢献できればいいかなって考えておりますね。すごくね、町の方たちってのがピュアっていうのか。あんないいところに住んでいるにもかかわらず、自分のところの地域の良さを感じてないんですよ。私たちみたいに、よそから入るとすごくいいところなんですよ、芦北っていうのは。生きている限りはあそこへ住んで、楽しんでいきたいです。