日本の評価はオランダより上 英老舗誌の格付けが示した森保ジャパンの立ち位置「唯一の懸念はより警戒されること」

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次々と大物食いを果たす日本は、列強から警戒される存在になった(C)Getty Images

 3月の国際Aマッチウィークで森保一監督率いる日本代表は、スコットランド、イングランドと敵地で対戦し勝利を収めた。特に、強豪イングランドからの初勝利はセンセーショナルな話題として報じられ、森保ジャパンの評価がさらに高まることとなった。

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 その余韻が覚めない中、英紙『The Guardian』が現地時間4月1日に、北中米ワールドカップ(W杯)出場国を対象とした「W杯パワーランキング」を発表。1位フランス、2位スペイン、3位アルゼンチンと、優勝経験国がトップ3として並んでおり、日本は8位にランクされている。

 順位とともに48か国それぞれへの同メディアによる見解も記されており、日本に対してはやはり現在の勢いを強調。「ここ数日、日本にとってこれ以上ないほど順調なものだったと言える。唯一の懸念点があるとすれば、ワールドカップで対戦する相手が、日本をこれまで以上に危険な存在として警戒するようになったことだろう」などと指摘している。

 さらに、イングランド戦での白星にも触れており、「この結果は内容的にも十分に値するものであり、アジア勢として初めて“スリーライオンズ”を破る歴史的勝利となった」と綴っている他、遠藤航、南野拓実、久保建英など主力級の選手を負傷により欠いたメンバーで掴んだ勝利だったと説明。

 続けて、「よく組織されたチームであり、ダークホースとしての存在感は日に日に増している」と6月のW杯へ期待を寄せる。

 一方、日本に痛恨の敗戦を喫したイングランドは12位にランクされた。日本戦は主力6人が不在で臨んだゲームだったと振り返る同メディアは、「それでも懸念は残る。トーマス・トゥヘル監督の下、(直近3試合で)世界ランキング上位20位以内の相手との試合が、1分2敗という結果に終わっているからだ」と主張。

 それらの結果から、「イングランドには勢いがなく、明確なチーム像も見えてこない。最終メンバー26人入りを懸けたアピールの場でも、多くの選手が期待に応えられなかった」などと悲嘆する。

 また、日本とW杯で同組のオランダを13位に位置付け、直近の国際Aマッチで露呈した不安要素に言及した。

 ロナルド・クーマン監督率いるオランダは、ノルウェーに2―1で勝利し、エクアドルとは1―1で引き分け。いずれも内容に波があり、主力のコンディションが懸念材料として挙げられた。特に、負傷で2試合を欠場したメンフィス・デパイについて、同メディアは「W杯出場に間に合うか、指揮官も確信を持てていない」と指摘している。

 中盤の要フレンキー・デ・ヨングの状態も万全ではなく、代役として起用された選手たちは「十分なインパクトを残せなかった」と分析。主力不在時の戦力低下と決定力不足が課題として浮き彫りになっているようだ。

 なお、トップ10には、4位ブラジル、5位ポルトガル、6位セネガル、7位ベルギー、9位ドイツ、10位モロッコが入っている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]